独身で30代後半になるとおひとりさまでの将来の老後を一度は考える時
女性も独身で30代後半になるとおひとりさまでの将来の老後を一度は考える時があると思います。
実際に具体的な準備を始めようとした時に何を考えるか。
何よりもまず大切なのは老後の生活資金プランだと思います。
一般的に80才までを想定とした貯蓄額は5千万以上が必要と思われます。
ある程度の年齢まで安定した収入が得られるかどうかで生涯年収や貯蓄の計算などもしやすく今後の将来の設計プランが立てやすいと思います。
また、貯蓄はあって困るものではないので若いうちから少額でも始めたほうがいいでしょう。
次が保険関係の見直しです。
独身女性の場合は一番怖いのはやはり病気関係です。
病気で入院などをすれば、頼る相手がいないので最悪働けなくなるとそこで収入も途絶えます。
入院費等を貯蓄を切り崩すしかなくなりますが、病気の種類によっては高額な医療費がかかることも想定されるのでやはり保険加入は大切だと思います。
生命保険・医療保険・年金保険をかけておいたほうがいいと言われています。
確かに毎月の保険額がかかっていると思うかもしれませんが、年金保険などは将来自分ももどっくるお金でもありますし、自分自身への将来・安心への投資と考えた方がいいでしょう。
次が住居の事です。
賃貸で家賃を払うよりもマンションを購入した方が得なのでは考えると思います。
しかし、マンションはイヤになったからと簡単に住み替えはできないし、場合によっては売却を考えても希望どおりの値段で売れない事や貸そうと思ってもいつも借り手がいるとは限りません。
そして、金額にもよりますが返済ローンが20年・30年とかかり返済ができなくなるケースもあるので、必ずしもマンション購入がよいとは限りません。
安易に考えずに自分自身の生活プランと検討しながら検討していくことが大切だと思います。
しかし、まず何よりも大切なのが友人関係だと思います。
入院するにしてもケアホームなどに入るにしても保証人や身元引受人が必要です。
兄弟や親戚と仲良くしたり、友人をたくさん作っておいた方がイザという時に心の支えになってもらえます。
もともと人と接するのが好きな人などは、会社を退職後には地域のコミュニティークラブに入って地域の友達を増やすなどもいいでしょう。
独身だろうと既婚者だろうとその人生を選んだのは自分だし、兄弟等に頼ることなく、前向きでポジティブに自分らしく生活していけるように人生設計を計画していくのが大切だと思います。