皆さんがファッションを通して目指している女性像はありますか?可愛い系・清楚系・大人系などなどありますが、せっかくメイクやおしゃれを頑張っているのだから、道行く人が振り返るくらいだったらいいな、なんて思いますよね。
そんな風になりたいと多くの女性が頑張っている中、以前から変わらずずっと地味で冴えない女性もいます。
それをもったいないと思ったり私のほうが容姿は良いと優越感を持つ人もいるかもしれませんが、実はそういう地味なタイプがモテる事も多いんです。「遊びや恋人なら華やかな人がいいけど、結婚するなら地味な女性」という男性の心理を考えてみれば、納得ですよね。
しかし、だからといって地味な女性の真似をすればモテるのか、といえばそうでないのが難しい所。そこでモテる地味な女性とモテない地味な女性はどこが違うのか比べたものをご紹介します。
モテる地味な女
モテる地味女はとにかく素直
誰かとある関係になると、女性は無意識のうちにどちらが上かを見るような部分があります。
それは友人関係だけでなく恋愛関係にも当てはまり、自分を上に見て意見を押し通し彼の意見に反発して喧嘩する、なんていうのを経験した方もいるのではないでしょうか。
男性はプライドが高いので、真正面から反対意見を出されるとそれだけで彼女への愛情が目減りしてしまう事すらあります。しかし地味な女性ならば口げんかにならずに肯定してくれそう、と男性は思うのですね。
金銭感覚のズレはモテない 普通がモテる
やはりブランド物は女性の憧れなので、全身は無理でも買える値段のバッグや小物類はブランド物で揃えている女性も多いですよね。
それくらいで収まるのなら可愛いものですが、お気に入りブランドの新製品は毎年必ず買い、借りてまでもブランド品を買おうとするのは男性の目から見ると金銭感覚のおかしな人で、付き合えばそのブランドをプレゼントするようにねだられるかも知れないと思わせます。
また、ブランド品に合わせて服装も段々派手になっていきますから、その点も男性にとってはよく見られないとか。
地味な女性は、ブランド品を持っていても自分の収入の範囲内で抑えているのが一目でわかる所が、男性にとっては好ましいのでしょう。
化粧でごまかしていない
別人のようになれる一番簡単な方法がメイクですが、その変身振りはメディアで特集を組まれるほどで、世界一の技術かもしれません。ただ手軽に美しくなれて楽しいのは女性だけで、顔が変わりすぎると困ってしまうのが男性側です。
家族や周りにそういう女性がいなければ、男性は女性の化粧した顔を素顔に近いと考えてしまうので、よく言われる「朝起きたら知らない女が寝ていた」なんていう事態に陥ったりするのです。
付き合っていても顔が本人の素顔と違っていれば、もしかしたら中身も違うんじゃないかと男性は不信に陥ります。またしっかりメイクの派手な女性を避ける大人しめな男性も多いですから、その辺りが地味な女性がモテるポイントなのでしょう。
周りに流されない、自分を持っている
日本人は同調性の高い国民性で知られていて、ある服装や髪型が流行ればみんな真似するという所からも良くわかります。
しかし流行ばかりを追いかけているような女性は、男性から見ればなんだか自分のない浮ついたイメージとして映りやすく、また一時の流行にお金をどんどん使ってしまう浪費家としてマイナスイメージを持たれやすいのです。
地味な女性は全体的には冴えず流行の話題には疎いかもしれませんが、自分なりの考えや意見をしっかり持っている事も多く、ある時ふとその魅力に気づく事も少なくありません。
男性が無理しなくていい、背伸びしない付き合い
恋人ができて頑張るのは女性だけではありません。男性も自分の身だしなみを整えたり、良い雰囲気のデートスポットを調べプレゼントもできる限り良い物を贈るなど、特にお金の面ではリードしないと、という気持ちがあるようです。
しかし、いろんなスポットに熟知していて男性からプレゼントをもらい慣れているような女性は、いろいろ知っている分男性が頑張っているにもかかわらず、つい「つまらない」「安い」と厳しいダメ出しをしてしまいがちです。
男性も報われないのならば、どこに連れて行っても喜んでくれて高くないプレゼントも素直に喜んでくれるような女性の方を選ぶようになり、その結果あまり物慣れしていないような地味な女性へと向くようになるのです。
男性が不安にならない空気がある地味女
華やかな女性を恋人にすると、男性がどうしても気にかけてしまうのが彼女の男性関係です。合コンでモテたりナンパされるような女性は、明るくて流行に敏感・ノリが良い・話題が豊富・ちょっと派手と良い意味で軽く付き合えるようなタイプで、本人も男性に良く声をかけられると自覚しているかも知れません。
しかし確かに一緒にいると楽しくても男友達がたくさんいたり、しょっちゅう恋人を置いて飲み会へ出かけてしまうような女性なら、男性はいつも疑心暗鬼に陥って疲れてしまいますよね。彼女に振り回されるのが嫌な男性は、男性の影がまったく見えない地味な女性を選びます。
モテない地味な女
中身は男性が避けるような女性と変わらない
「男性は女性には華やかさよりも一見地味な落ち着きを求める」というのを良く知っている頭の良い女性は、計算して地味な女性を演じる事があり、そういう女性は結婚した後もうまく夫をおだて操り夫婦仲の良い幸せな家庭を築く事が多いです。
しかしこれはなかなか難しく、外見だけを地味に見せている女性は普段の振る舞いやちょっとした出来事からすぐ内面は違うのが分かり避けられるようになります。
例えば派手だけれども女性らしい一面が見える、というマイナスの中でのプラスポイントは大きなギャップとなってその人を素敵に見せますが、反対にプラスの中でのマイナスポイントは今あるプラスをすべてマイナスへと変えてしまうような、悪い方向へのギャップとなって現れるからです。
オンオフのファッションの区別がついていない
地味なファッションというのは色味を抑えた昔からあるデザインの事であって、部屋着というわけではありません。
いわゆる定番服がそれにあたりますが、きちんとサイズが合ってアイロンがかけてある清潔感を伴う服、というのがポイントで、部屋で着ているような服や明らかに流行おくれだとわかるような服を人前に着ていくのは、地味ではなくマナーがない人ととられる可能性が高いです。
また、定番服はデザインがある程度決まっているために素材の良し悪しも大事で、学生時代をとっくに過ぎた女性が低素材の服を着ていては、せっかくの定番服もけばけばしく映りそれを着ている女性も同様に見られてしまいます。
とにかく暗いイメージがある女
地味な女性というと存在感がなく部屋の隅にいるイメージですが、ここでは人付き合いも仕事も普通でただ人よりも前に出ないだけの控えめな性格を持った女性像です。
人付き合いを拒んだり、ネガティブな考え方をする前者のような女性が自分の事を地味だと思いがちですが、その人を避ける性格では自分も避けられてしまいモテるどころではありません。
陰口を言う女
計算された地味な女性以外の、自分の事を地味だとすら思っていないような地味な女性は、周りや男性の目を気にしてそうしたわけではなく自分の好きなスタイルをしたらこうなった、というのがほとんど。
なので、派手で華やかな女性を見ても、自分は似合わないから素敵だなと思うくらいです。
ただ、中にはそれに対抗意識を燃やして不満や愚痴を機会あるごとに語ってしまう地味な女性もいますが、そういった自分のカテゴリーにはないものに敵対心を持つような女性は、周りから見ても良く思われません。
地味なのを言い訳にする女
私地味だからこんな服は似合わない・合コンなんて無理・男性に声をかけてもらえない、と地味なのを自分ができない言い訳に使う女性はネガティブ思考が垣間見えて、周りは嫌になってしまいます。
派手な女性も地味な女性も、自分をレベルアップするためにそれぞれ頑張っているのに、地味を理由に放棄してしまう女性は地味であってもなくても男性だけでなく女性からも避けられてしまうでしょう。
まとめ
絶対地味な女性が良くて華やかで派手な女性がダメ、というわけではありませんし、地味な女性であっても上に挙げたように内面が良くなければ人に慕われる事はないでしょう。
メイクやファッションを頑張るのに疲れてしまった女性は、自分に合った地味さを目指してみては。