失恋したばかりの心は、傷だらけで立ち直れるものではないと感じてしまうもの。誰にとっても失恋はつらいものです。
今、まさにふられて失恋がつらいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方に向けて、失恋から立ち直るまでのステップについてご紹介していきましょう。
失恋という現実になれる工夫を
失恋したばかりは、何がどう変化したのか戸惑っていてよくわからない状況にあります。しかし時間が過ぎていくにつれ、徐々にその現実に失恋した事実を突きつけられてしまいます。
傍にいた恋人の存在がないこと、いつもかかってきた電話が鳴らない、メールをしても返信がないなど、徐々に恋人との距離を実感してしまうのです。失恋がつらいと感じるのは、現実とのギャップに戸惑っている部分も大きいと言えます。すぐに受け入れられるものではありませんが、少しずつ恋人のいない時間に慣れていくしかありません。
泣くのを我慢しない自分
失恋してつらいときこそ、大声を出して思いっきり泣いてしまいましょう。泣くのを我慢していると、いつまでたっても立ち直れないままです。涙を流すという行為は、失恋を受け入れる行為に直結しています。
恋人がそばにいなくて寂しい、あんなに一緒にいたのに別れを切り出すなんて信じられない、などとにかく悲しい、つらいと感じたら泣きましょう。涙がとめどなく溢れてくるでしょうが、つらいと感じるたびに何度も泣いていれば、徐々に涙は治まってくるものです。失恋の現実を少しでも早く認めるためにも、涙は抑えずどんどん流しましょう。
毎日のリズムを崩さない
失恋してつらい時期は、食べ物もろくに喉を通りませんし、何をする気にもなれないものです。しかし、だからといって毎日必ず行っていることを止めてしまうのはやめましょう。
会社を休み続けたり、洗濯物を何日も放置したりしておけばおくほど、失恋した現実に飲まれ続けてしまいます。どんなに失恋でつらくとも、毎日の家事や仕事はきちんと行うようにしましょう。無理矢理でも実践することで、少しずつ気が晴れていくからです。淡々と毎日のことを行っていけば、次第に気持ちも落ち着き、前向きになってくるでしょう。
失恋のつらさを人に話す
失恋してつらい気持ちは、ひとりで簡単に処理できるものではありません。とことん落ち込んでどうしようもないのなら、思い切って友人に話してみましょう。失恋した事実を人に話す行為は、つらいものでもありますが、自分自身が認識できることでもあります。
失恋がつらいと話せば、友人も立ち直るためにいろいろサポートしてくれるでしょう。落ち込んでいるときだからこそ、友人を頼ってみてはいかがでしょうか。
趣味の時間を増やす
失恋してつらい時期は、何も手につかなくなるものです。それでも、何かに没頭する時間を少しずつ増やしていきましょう。趣味の時間を増やしていけば、失恋について考える時間も少なくなります。映画やスポーツ観戦などは、熱中しやすく、時間も早く過ぎてくれるのでオススメです。
恋人との恋愛を肯定する
失恋してつらいと感じる原因には、別れ方や付き合い方によってさまざまです。長く一緒にいたカップルほど、失恋の傷は深くなってしまいます。しかし、だからといって今までの時間を全て否定する必要はありません。失恋してつらい時期は、つい恋愛についてネガティブな発想になりがちです。
「付き合わなければよかった」「どうすれば別れずに済んだのか」と考えてしまいます。
しかし、失恋してつらいという気持ちは、良い恋愛をしたからこそ発生するものです。真剣に付き合っていたからこそ、得られるものでもあります。最初はなかなか現実を受け入れられないかもしれませんが、その恋愛が良いものだったと、きっと思える日がやってくるでしょう。
失恋を正解に変える
失恋すると、自分の良くなかったところ、相手の良くなかったところについ目が行きがちです。失恋の原因は、ひとつだけではありません。お互いの気持ちが違う方向を向いたからこそ、別れは訪れてきます。
別れたばかりは辛いですが、今の二人にとっては、お互いにベストな選択をしたのだと考えましょう。本当に縁のある人なら、年月を経て必ず巡り会うからです。そう考えられるようになれば、自分自身を否定したり、恋人との時間を否定したりするようなことはなくなるでしょう。失恋は今の私たちに必要なことだと捉え、自分磨きに勤しんではいかがでしょうか。
旅に出るのもひとつの方法
失恋がつらいのなら、今の場所から少し離れてみることも大切です。恋人との時間があった場所にいるからこそ、つらくなるもの。だからこそ、旅に出かけてリフレッシュしていきましょう。物理的に思い出の場所から距離を隔てることにより、失恋について客観的に考え始めることができます。
また、旅では初めて見るもの、体験することが多いことから、たくさんの刺激に気持ちも晴れやすくなるのです。気楽な一人旅も良いですし、気の置けない友人と一緒に出かけても良いでしょう。賑やかな旅行を楽しむことができれば、自然と失恋のつらさも和らいできます。
告白してフラレた場合はどうする
失恋は、恋人同士の別れだけに限るものではありません。告白して、ふられた場合の失恋もあるでしょう。片想い期間が長ければ長いほど、失恋の痛みは強まります。ずっと好きだったからこそ、付き合えない現実はつらいものです。しかし、告白してフラなければならない相手も、同じくらいの痛みを感じているのです。真剣に告白してくれたからこそ、相手の気持ちに答えられないのは心苦しいもの。
ハッキリと断ることは優しさでもあり誠意でもあるのです。そう感じることができれば、良い人を好きになれたと感じることができるのではないでしょうか。付き合うことはできなかったものの、相手を見る目は確かということです。きっとまた素敵な人にめぐり合うことができるでしょう。
失恋を記録しておく
失恋してつらい時の気持ちは、時が過ぎれば消えてしまうものです。だからこそ、失恋のつらさは記録しておくことも大切です。自分の状況を書き記す行為は、今の出来事を客観視できることにも繋がります。また、何年か後にその記録を見れば、その時の自分を可愛く思えてくるでしょう。
もちろん、失恋のつらい経験を残したくない方は保存しておく必要はありません。今の気持ちを書くだけ書いて、破棄してしまう方法もオススメです。うまく言葉にできない方や、周りの弱い部分を見せられないという方は、自分と向き合い、書くことで失恋のつらい気持ちに向き合っていきましょう。
新しい恋のスタートが特効薬
失恋のつらさは、新しい恋で乗り越えるのが一番の早道です。失恋したばかりの頃は、次の恋など頭にないでしょうが、気持ちが徐々に落ち着いてきたなら、たくさんの人が集まる場所に出かけましょう。今まで出会うことのなかった人たちと触れ合うことで、新しい世界を感じることができます。
イベントやライブなどで楽しい時間を過ごすことで、自然と前向きな気持ちになりますし、新しい恋もスタートしやすくなるでしょう。部屋に閉じこもっているよりも、外に出かけたほうが失恋のつらさは早く回復するのです。
まとめ
失恋のつらい時期を乗り越えるステップについてご紹介しました。失恋したばかりのときは、本当につらく、何も手がつかない状況でしょうが、必ず前向きな気持ちを手に入れる日はやってきます。大切な時間を過ごしたからこそ、自分に自信を持って、次の恋愛へ突き進んで行ってくださいね。