突然ですが、あなたは彼と別れたい時、どうやって別れを切り出しますか?直接会って話すことができるかたは、その方法がイチバンです。
しかし、なかなか自分からは言い出せないという方は、メールやLINE(ライン)を活用してみると良いでしょう。そこで、別れたい時にメールやLINEをどう使いこなすかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。
別れる理由は何か?再度考える
別れたいと思った時、もう一度別れたい理由を考えてみましょう。なぜなら、別れの準備を始めるうえで、気持ちがぶれてしまったら後々面倒くさいことになってしまうからです。
別れようとしているのに、急に気持ちが戻って「やっぱり別れるのはやめよう」となっては、気持ちの浮き沈みが激しい人と思われてしまいます。だからこそ、別れたいと思った時は、きちんと別れる覚悟を決めておくことが大切です。
準備期間を設けよう 一度冷静になる
別れたいと思っても、急にメールやLINEで別れを告げるのは少々乱暴です。
場合によっては相手が逆上したり、まともに取り合おうとしない場合もあったりするでしょう。そこで、スムーズに別れるためにも、準備期間を設ける必要があります。
準備と言っても特別なことをするわけではありません。単に時間や感覚を少しずつ開いていくということです。具体的な方法について、詳しく見ていきましょう。
返信は遅めにする 徐々に・・
別れたい時にメールやLINEのやり取りをすることは、ハッキリ言って面倒くさいものです。だからこそ、その気持ちを少しずつ表現していきましょう。
まずは返信のスピードを徐々に遅くしていきます。普段から返信が早く、お互いにポンポンとメッセージを送りあっていたのであれば、すぐに返信せず最低でも15~30分は間隔を置くようにしてください。
彼が「何かしてる?」「忙しい?」と聞いてきても、すぐには答えず、「別に」「何でもないよ」とかわしておきましょう。
絵文字やスタンプを使わない
別れたいと思ったら、メールやLINEに絵文字を使うことはやめにしましょう。なぜならそのような楽しいものが画面にあるだけで、相手が深刻に受け止めようとしないからです。
そっけない態度を取り始めていても、返信に可愛いスタンプを使っていては、自分の気のせいだと捉えてしまうでしょう。だからこそ、絵文字やスタンプは避け、簡素な文字だけのやり取りを徹底するようにしてください。
彼が不思議に思って「最近、スタンプ使わないけどどうして?」と聞いてきても、「別に」「何となく」などごまかしておきましょう。
既読無視をしてみる
少しずつ、メールやLINEの返信を遅くし、間隔が開いたら、次は既読無視をしてみましょう。既読をつけないままでいると、相手が忙しくてチェックしていないのだろうとポジティブに受け止められてしまいます。
しかし、明らかに既読しているのに返信がない場合、どうしたのだろうと相手が考え始めるはずです。最近返信も遅いし、もしかしたら別れたいと思っているのかも、と勘づいてくる場合もあるでしょう。
ピリオドは自分から はっきりと
別れたい時にメールやLINEを使いたいなら、きちんと相手に別れたいという意思を伝えなければなりません。
少しずつ返信を遅くしたり、既読無視をしたりしていても、最後のピリオドは必ず自ら打つようにしましょう。
曖昧なままの状態では、自分は別れたと思っていても、彼がまだわかれていないと思っているなど、認識がすれ違ってしまうからです。では、別れたい時はどんな文面が良いのでしょうか。文例をいくつかご紹介していきましょう。
別れの文面 例文
別れたい時にメールやLINEを使うなら、別れたいという意思を文面でハッキリと表すことが大切です。
そこでどのような文章がオススメか、いくつか文例をご紹介していきましょう。返信遅れや既読無視の期間が短い場合は、「急にこんなことを言ってごめんなさい。〇〇と別れたいと思っています。どうしても面と向かって言えないから、メール(LINE)でごめんなさい」としましょう。
また、ある程度既読無視の期間が長い場合は、「最近返信しなかったりして、もう気づいているかもしれないけれど、私たち別れた方が良いと思う。一緒に過ごした時間は楽しかったけど、これからはお互い別々の道で頑張っていこう」としましょう。
また、どうしてもすぐに別れたいと思うなら、「今日、デートの時に言えなかったけど、別れたいと思ってる。なかなか言い出せなくてメール(LINE)になってしまって、すみません」としましょう。
ポイントは、ハッキリと別れの意志を伝えるということ、そして相手への配慮を欠かさないということです。
もともとLINEやメールは失礼な行為
別れたい時にメールやLINEで連絡する場合、別れの意志をハッキリと伝え、相手への配慮を欠かさないことが大切です。
しかし前提として別れたい時にメールやLINEを使うことは、失礼な行為であることを理解しておきましょう。きちんと付き合っていたのなら、きちんと向き合って別れるべきだからです。
メールやLINEは一方的に気持ちを押し付けるだけのものですので、相手が会って話したいという場合は、きちんとそれに応じるべきだと言えるでしょう。
直接会って話すことは、抵抗があったり怖いと感じたりすることもあるかもしれませんが、お付き合いをしてきた以上、けじめはきちんと取るべきです。
既読無視されたら
別れたい時にメールやLINEで別れたい意志を伝えたものの、既読マークがついてそのまま返信が来ないという場合もあるでしょう。その場合は、しばらく様子を見るようにしてください。
彼はその内容に戸惑っているからです。気持ちが落ち着いたら返信してくるかもしれませんし、ショックのあまり既読無視が続くこともあるでしょう。またプライドの高い男性の場合、フラれたことを認めたくないため、なかったことにしようと既読無視する場合もあります。
しかし、送った方としては、返信がないと別れたと判断してよいかどうか、迷ってしまうでしょう。しかし、もともと別れたい時にメールやLINEを使うことは、このようなリスクを生じさせるものです。
既読マークがついてから、1か月以上返信がない場合、別れを受け入れたと捉えても良いでしょう。
逆切れされる可能性も考える
別れたい時にメールやLINEを利用したことがきっかけで、相手から逆切れされるケースは多々あります。
どんなに相手への配慮を文面に込めても、やはり文字だけですので伝わることはないでしょう。また、相手が真剣であればあるほど、簡単に別れを切り出されたような気持になり、逆切れしてしまいます。
もともと失礼な行為をしているとはいえ、カッとなりやすい性格の彼なら、最初から別れたい時にメールやLINEを活用しないことが賢明です。
人がたくさんいるファミレスなどで、話し合うのが安全だと言えるでしょう。
ストーカーに注意 変貌する可能性も
別れたい時にメールやLINEを利用した後、ストーカーのようにメッセージを送り続ける人もいます。
「別れたくない」「どうして返信してくれないの?」と執拗にメッセージが送られてくることもあるでしょう。しかし、怖がっていきなりブロックすることは避けたいものです。なぜなら、相手の気持ちが一定期間メッセージを送ることでおさまるかもしれないからです。
ただ、2週間を過ぎてもまだ同じように送られてくる場合は、ストーカーに発展する可能性があります。ずるずると曖昧な関係を続けないためにも、友人など仲介人に付き添ってもらい、別れ話をして集結させ区切りをつけるようにしましょう。
まとめ
別れたい時にメールやLINEを使う時の注意点についてご紹介しました。簡単な方法だからこそ、落とし穴はたくさんあります。本当に使うべきか、よく検討したうえで、活用するようにしましょう。