インターネットのサイトで出会った場合はもちろん、合コンや学校でまた職場での出会いにおいても気になる人が出来たら、メールやラインなどの文字による通信手段は電話よりも気軽にやり取りできるのが何よりのメリットです。
メールやラインでの何気ない会話からお互いに意識し始めたり恋人関係に発展したりと、今や恋愛にはなくてはならないツールのひとつ。これを上手に使って相手の気持ちを自分に向けることが出来たら…そう感じることも多いはずです。
文字のやり取りだと侮るべからず。メールから言葉の陰に隠れた気持ちのニュアンスまで感じ取れることはメールをしたことのある人なら誰でも経験あるはず。そこで相手の心をグッと引き寄せ惹き付けるコツをつかんで恋愛メール達人になりましょう。
きれいな言葉遣いで完結に使う
特に出会って間もない頃から同性の友達とやり取りするような男性言葉を交えたざっくばらん過ぎる文章は女性としてより友達・仲間といった感覚にしてしまいます。
また自分の言いたいことばかりを綴った長いメールも相手は読むことすら面倒と感じてしまい、少し重い女という意識が残ってしまいます。親しげな口調でも完結にきれいな言葉遣いにすることで爽やかな印象を持ってくれるでしょう。
絵文字はポイント使いで
女性には絵文字やデコメを多用する人が多くいますが、男性から見るとちょっとやり過ぎに映ってしまいます。かわいらしさを表現し絵文字によって感情をより細かに伝えたいという気持ちは良く分かりますが、男性はもっとあなたの言葉を聞きたいはず。
絵文字やデコメにたよらずに自分の素直な気持ちを優しい言葉にして相手に送りましょう。文章が下手でも飾らないあなたの気持ちがきっと相手に伝わるはずです。
時には悩みを垣間見せる
まだそれほど親しい間柄ではない女性から突然悩みを打ち明けるような長文のメールが届いたら男性はその時点でかなり引いてしまうでしょう。でも同じ悩みのメールでも、普段の会話の中にちょっとだけその悩みを感じさせるような打ち明け方ならむしろ「なんだろう、大丈夫かな?」と気になるはずです。
いつもは明るくてさわやかな彼女が悩みを抱えているのか、力になれるかな、と父性本能をくすぐってこちらから話題を変えるほど相手は心配してあなたを気にかけてくれるようになります。
悪口は口が裂けても言わない
友達同士集まって話しているときは仲が良さそうなのにメールでは同性の友達の陰口を言っているなんて,男性でなくてもがっかりですよね。
気になる異性といるときはつい自分を際立たせたい一心で同性の友達のことを悪く言ってしまう女性がいますが、そんな話を聞いて真に受ける男性はよほどおばかさんか人がいいタイプ。
友達の陰口を言う女性を魅力的と思う男性はいません。たとえ相手があなたの友達をほめたとしても悪口は絶対に言ってはいけません。逆に一緒に褒めるくらいの懐の広さを見せてください。
辛いことがあっても前向きに
ちょっとショックなことがあったりしたとき、文字でのやり取りだとつい本音で弱音を吐いたりしてしまいますが、弱音を吐いてもその後には必ずポジティブな言葉で締めくくってください。
「がんばるよ!」と言われるとその言葉の裏に見えるあなたの辛さや弱さが感じられて男性は守ってあげたくなるものです。弱さはあからさまに見せずに強い言葉の裏からチラ見せするのが肝心です。そんな弱さを感じた時に男性はあなたにぐっと惹かれるのです。
相手を優先にする
おしゃべり好きな女性はいつも自分をもっと知ってほしくて、自分にもっと興味を持ってほしくて一方的に自分のことを話してしまいがち。分かり合っている女性同士ならそれが許させる場合もありますが、男性はうんざりするばかりです。自分のことを話したくても我慢して、気になる男性ならなおさらです。
相手の話を聞き相手を思いやる気持ちを忘れないでください。自分の話を聞いてくれる女性は男性に安心感を与えるのです。
たまには奇襲作戦を
相手の生活や仕事の時間帯を考えていつも邪魔にならないような時間帯を選んでメールすることは、まだごく親しい間柄と言えない関係の大人なら当然の思いやりですが、意中の男性が相手の場合、いつもそんな他人行儀で事務的なやり方では何の進展も期待できません。
たまにはいつもの時間帯や生活サイクルのルールを破った奇襲作戦を。日曜の昼間に「今○○に来てます。桜がすごくきれいだよ」なんて特に用がなくてもメールをすることで一気に距離が近くなった印象を相手に与えます。
そして相手から「今どこにいるの?桜見たいな」なんて興味を持ったメールが着たら大成功です。でもガツガツしてはダメ。あなたのペースを守ることで相手にも縮まる距離感が徐々にゆっくりだという安心感を与えるので焦らずに育てましょう。
お礼のメールで女子力向上
食事会や飲み会の後のお礼メールは当たり前ですが、飲み会など以外でも仕事のことや勉強、趣味のサークルなどでお世話になったりした後の「ありがとう」メールはその後つながっていくか、それだけで終わるかの分かれ目です。
ありがとうだけでなく、「あの時こう言ってくれて助かったよ」とか「今日のジャケットすごく似合っててかっこよかったよ」など、次の会話につながるような話題を、返事を期待していない風にさらりと投げかけるといいでしょう。
そんな言葉をもらうと相手は応えたくなるもの。そこからまた次の話題に広げることができれば、あなたとのメールのやり取りを楽しく感じてもらえるようになります。
時にはまじめに語る
いきなり人生について重く語られても困ってしまいますが、メールでの会話で相手が仕事の話や将来の夢などについて話した時にはあなたもまじめに仕事や将来について語りましょう。あなただけ熱くなってはいけません、あくまで相手の歩調に合わせて自分の意見をきちんと話してください。
真っすぐに未来を見ていること、まじめに現在の状況に取り組んでいることを感じて相手もあなたに好感を抱くはずです。向上心を持って何事も前向きに取り組もうとする姿勢にあなたを他の異性とは違う特別な存在として意識してくれるでしょう。
そんな時にはいつもはしない長文メールもかえって効果的。一生懸命さが自分のことを大切に考えてくれていると感じてもらえます。
ドキッとさせる甘えん坊メール
とても親しみやすくかわいいけれど自分の考えもちゃんと持っていて前向きで、いつもきちんとしている人が突然夜遅くに「こんな時間にごめんね、眠れなくて」なんてメールをくれたら、男性ならきっとドキッとしてしまうはずです。
それがちょっとでも気になっている女性ならなおさら、明日の朝が早くてもなんとか彼女の話し相手になってあげたいと思うもの。普段男性に甘えるような様子を全く見せない人なら余計に相手の心を鷲掴みにすること間違いなしです。
相手から優しい言葉が返信されたからといってメールのやり取りを長々とはしないでください。相手のことも思いやってせいぜい3~4回で、その引き際が大切です。もちろん最後はありがとうと心を込めて伝えましょうね。
相手を気遣う小さな言葉を添える
親しくなってとてもカジュアルな言葉遣いで気さくなやり取りをしていても、さりげなく「今日は風が強いから外回りは気をつけてね」などと相手を気遣う言葉を添えましょう。
自分のことを心配してくれている、気にかけてくれているんだなと感じてくれます。自分のことを心配してくれる女性を大切に思わない男性はいません。でも押し付けがましいのはNG。さりげなく、ひとことを添える程度が一番効果的です。
ダメ押しは分かりやすく直接的な言葉で
いい感じにはなっていてもなかなかそれ以上に進展しなくてもどかしい、そんなときは直接的な言葉で、でも「もしかしたら?」と思わるようなどこかあやふやさも残る言葉を普段通りのメールに織り交ぜてみてください。
仕事でミスをして落ち込んでいる相手に何気ないなぐさめの言葉と「あなたが元気じゃないと私も元気なくなっちゃうんだから、しっかりしてよね!」などあっさりメールしてしまうことであなたの気持ちは必ず相手に届くはずです。強がったり皮肉はなしで,好きな相手へのメールは素直に、が一番の鉄則です。
まとめ
女性が男性からされて嬉しいことは男性も嬉しいものです。あれこれ考えすぎずに素直に気持ちをメールで送る、それは文字だからこそ伝えられるものです。
相手が大切であれば仲間でも友達でも気になる彼でも、思っていればそれは必ず言葉に、そして行間に表れてくるものです。
そんなあなたのメールに男性は素直で思いやりあるあなたの本当の魅力を感じてくれるでしょう。