あなたは社内恋愛する派ですか?しない派ですか?実は、世の中のカップルの4分の1程が社内恋愛を経験しています。しかし、さまざまな恋愛スタイルの中でも、特に注意点が多いのが社内恋愛でもあります。
仕事や生活にも影響することから、たくさんのポイントをおさえておく必要があるのではないでしょうか。そこで、社内恋愛を安全に楽しむために知っておくべきポイントをご紹介しましょう。
社内恋愛の魅力とは何か
社内恋愛の魅力は、仕事でもプライベートでも一緒にいられるということです。しかも、周囲のその関係を秘密にしている場合、スリリングさが加わります。2人だけの秘密があるという特別なことが、恋愛をより一層楽しくさせるスパイスになるのです。
また、いつもクールに立ち振る舞いしている恋人の、素の顔を知っているという優越感も加わります。これが、通常の恋愛では味わえない魅力だと言えるでしょう。
社内恋愛のきっかけは?
わざわざ同じ会社の人と付き合わなくても・・と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし同じ会社だからこそ、恋愛に発展するきっかけはたくさんあるのです。
一緒に大きなプロジェクトを成功させて、達成感を共有できた。いつも怒ってばかりいた上司に、優しく褒めてもらえた。教育係で可愛がっていた後輩が、急成長して男として見直すようになった。など、ふとした瞬間にドキッとさせられることが多いのです。付き合うきっかけにおいても、自分から告白するケースもあれば、相手から告白されるケース両方あるようです。
告白のタイミングはどうする?
同じ会社の人と付き合いたいと考えたとき、アプローチする前にリサーチが必要です。独身だと思い込んでいても、実は既婚者だったり、既に付き合っている彼女がいる可能性があるからです。
会社の中だからこそ、プライベートなことは一切話さないという方もたくさんいます。何も情報を仕入れないまま告白して既婚者だと判明し、気まずい関係になることもあるので、必ず告白する前に、本人や周囲の人にさり気なく聞いてみるようにしましょう。
好きではない人から告白された場合
同じ会社では、ささいなきっかけで恋愛に発展するもの。中にはあなたを好意に思っている人もいるでしょう。しかし、好きではない人から告白される場合、職場関係者であることから無下に断りづらいこともあります。断ったあとも会社での関係性は続いていくため、相手を傷つけすぎない程度にお断りをするのがベストです。
「今は仕事に集中したい」「気持ちは嬉しいけれど、付き合っている人がいる」など、相手のプライドを傷つけないことが大切です。また、断ったあとは、できるだけいつもどおりに接するようにしましょう。
基本的には交際は秘密に
同じ会社の人と相思相愛になり、めでたく付き合えるようになったとしても、交際している事実は基本的に秘密にしておくべきです。あくまで会社は働く場所ですから、私情を持ち込むのは避けるべきです。
また、場合によっては社内恋愛をよく思わない社風の会社もあります。いずれにせよ、最初からおおっぴらに交際を宣言することはやめておきましょう。
会社ではクールに振舞う
社内恋愛において、恋人としょっちゅう顔を合わせる場合、クールに振舞うことが重要になります。少しでも親しい感じが周囲に伝われば、すぐに怪しまれてしまうでしょう。
必要最低限、仕事の事しか話さないようにすれば問題ありませんが、明らかに周囲の人より冷たくしすぎるのも目立ってしまいます。程よいコミュニケーションを心がけることが、バレない秘訣です。
事前に会社内で振る舞いを話しておく
社内恋愛では、周囲に関係性を知られないようにするのが一番です。しかしそれを重視するあまり、相手の冷たい態度に傷ついてしまうこともあるでしょう。
会社での態度が原因で、ケンカに発展するのを回避するためにも、事前に社内での立ち振る舞いについて2人で話し合っておく必要があります。上司と部下の関係で、仕事上叱る場面があったとしても、社外で恋人としての時間を過ごすときにカバーしあえるようにしましょう。
会社の駅周辺に注意が必要
社内ではお互いの関係を秘密にしているけれど、会社の外に一歩出れば普通の恋人と同じです。しかし、油断は禁物です。会社近辺の駅には、会社の関係者がたくさんウロウロしています。
仲良く電車に乗り込む姿を目撃されれば、社内でどれだけ注意してもアッサリとバレてしまうもの。一緒に帰るときは、自宅の最寄駅からスタートするようにし、通勤時も違う車両で出勤するよう心がけましょう。
ケンカは持ち込まない
スリリングさもあり、楽しい社内恋愛ですが、ひとたびケンカをするとその楽しさは一変します。昨晩のケンカの記憶が蘇り、クールに振舞っているつもりでも感情を乱していることから、周囲にバレてしまうこともあります。私情は会社に持ち込まないとわかっているとは言え、簡単にコントロールできるものでもありません。
実際に、ケンカの影響により社内恋愛がバレてしまうケースもよくあります。気持ちが乱れていると感じたのなら、できるだけ社内では近寄らないようにするのが鉄則だと言えるでしょう。
信頼できる理解者をつくる
社内恋愛は、ときにストレスが溜まる場合もあります。周囲に秘密にし続けることに疲れを感じ始めるケースもよくあるのです。
そんなときは、信頼できる同僚に打ち明けてみてはいかがでしょうか。社内に理解者がいるということで、とても心強くなるものです。また、周囲に感づかれそうになった時も、理解者がサポートしてくれることで回避しやすくなります。
バレたら移動の可能性もある?
社内恋愛が周囲にバレると、部署を移動させられる可能性があります。それは、仕事に支障が出る恐れがあるからです。このことから、上司の一存で部署を移動させられたり、別の支店へと転勤させられる可能性があります。同じ支店の同じ部署で働き続けたいと思うのなら、周囲に絶対にバレないよう努力すべきです。
社内恋愛の怖さ
公私ともに充実する社内恋愛ですが、時に人間関係が複雑な場合もあります。それが、社内に元彼、元カノがいるケースです。別れていても顔を合わせなければならないため、ギクシャクしたまま関係を続けなければなりません。
また、新しい恋人の存在がわかったとたん、嫌がらせを受けることもあるようです。狭い会社という世界の中の恋愛だからこそ、複雑な人間関係が潜んでいる事実も受け入れなければなりません。
別れて最悪のケースは
社内恋愛は、楽しいときは良いですが、別れたあとは地獄となるケースが多々あります。泣きたい気持ちを押さえて、いつものようにクールに接しなければなりませんし、交際が周囲に知られている場合、気遣われることに傷ついてしまうこともあるでしょう。場合によっては、転職や転勤の可能性もあります。
そうなれば、人生そのもののプランも変わってくるでしょう。社内恋愛は始まったばかりは楽しいことばかりですが、このような危険性も含まれていることを知っておかなければなりません。
社内恋愛から結婚
社内恋愛では、結婚へと発展するケースもたくさんあります。プライベートと仕事の両面を知ることができるため、より深くその人のことを理解することができるからです。
また、仕事でうまくいかないことがあっても、的確なアドバイスをすることができるため、お互いの信頼関係も強くなります。結婚式では友人だけでなく、会社関係者からも多く祝福されるため、よりたくさんの幸せを感じることができるでしょう。
まとめ
社内恋愛について安全に楽しむためのポイントをご紹介しました。何とも思っていなかった会社の同僚が、もしかしたら未来のパートナーになるかもしれませんよ。
公私ともに充実する社内恋愛だからこそ、長続きし、お互いを深く理解し合えるものです。さまざまなポイントを踏まえて、社内恋愛を楽しんでくださいね。