彼氏と付き合ってだいぶ時間がたつけれど、未だに友達に紹介してくれようとしない。もしかして私は遊ばれているのではないか?と不安になったことはないでしょうか。
彼氏が自分の友達に彼女を紹介するという行為には、実はたくさんの要素が含まれているのです。彼氏が友達に紹介しないのは何故なのか、また友達に紹介したがる行為は何を指すのか、具体的に見ていきましょう。
友達に紹介するということは
彼氏が自分の友達に彼女を紹介するという行為は、単刀直入に言えば「自慢したいから」です。「自分はこんなに素敵な彼女と付き合っていると」友達に自慢し、自分の価値を高めたいという心理が隠されています。
男性はもともとプライドの高い生き物です。仲の良い友人同士であっても、どこか男としての価値を比べているようなところがあるのです。
紹介をせかさない、急がさない
彼氏が自分の友達に彼女を紹介するタイミングは、自分で見計らうことがほとんどです。「今だったら紹介できるな」というタイミングがあれば、お呼びがかかるでしょう。
たとえそのタイミングが遅くても、急かすような行為はしないようにしましょう。彼は彼なりに良いタイミングで彼女を紹介したいと思ってくれているはずです。
なかなか紹介がない場合は
友達に紹介してくれるのをひたすら待っているけれど、一向に紹介される気配がない場合、多くの女性は不安になります。何故なら、「紹介してもらえない=真剣な付き合いではない」と考えてしまうからです。
しかし、一概にそうとは言い切れない部分があります。真剣に交際していても、今のあなたでは友達に紹介できない要素があるのです。友達に紹介されるためには、紹介しやすい要素を身につける必要があります。
自慢したい彼女とは? なるためには
彼氏が自分の友達に彼女を積極的に紹介する場合、自慢したい彼女であることがほとんどです。
例えば、可愛い、綺麗、スタイルが良い、仕事のキャリアがすごい、気遣いがあるなどの条件を満たしていると、彼氏は積極的に紹介しようとするでしょう。明るくて社交的であることも条件のひとつとなります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
容姿が良い かわいい
男性にとって、可愛い、綺麗、スタイルが良い女性が彼女というのはとても誇らしいものです。つい自分の友達に自慢したくなるでしょう。男性の友達同士は、自分たちの彼女で自分の価値を争うようなところがあります。
あいつの彼女よりうちの彼女の方が綺麗だという自信があるからこそ、堂々と紹介することができるのです。ただ、容姿が良ければそれで紹介できるというわけではありません。内面も伴っていなければならないのです。
気遣いができる
彼氏の友達と食事やお茶をしているとき、ちょっとした時に気遣いができると彼氏の鼻はより一層高まります。
いくら綺麗でもツンとすましていては、紹介された友達は「何様?」と思ってしまいますが、そこまで綺麗ではなくても、ちょっとした気遣いをしてもらえたほうが、男性の評価としては高いのです。
自分の容姿に自信がないという方は、気遣いを徹底してみてはいかがでしょうか。
控えめに対応する
彼氏が自分のことを友達に紹介してくれる時が来ても、有頂天になってはいけません。仲良くなろうとグイグイ押しが強いのも彼氏としてはマイナスポイントです。どちらかといえば、彼氏が友達と会っているときは控えめに隣で相槌をうつ程度が好まれます。
初対面だからこそ、控えめに対応することが良いのです。話を振られたら答える程度にしておくのがベターだと言えるでしょう。ただし、控えめといっても暗くなってしまっては全体のトーンが落ちてしまいます。
適度に明るくニコニコと話を聞いていればパーフェクトと言えるでしょう。
笑顔が大事
どんなに素敵な彼女でも、友達の前で仏頂面をしていては彼氏としては最悪です。嘘でもいいからニコニコ笑顔でいて欲しい、というのが彼氏の本音ではないでしょうか。
あまりに仏頂面だと、紹介された友達も「とっつきにくそうな人だな」「性格悪そう」「つまらないのかな?」と敬遠してしまいます。せっかく紹介してもらったのですから、嬉しい気持ちは素直に顔に出すようにしましょう。
どんな服装がいいの?
彼氏が友達に紹介したいというなら、いつもより少しキチンとした格好を心がけましょう。いつもどおりに派手すぎたり、リラックスしすぎたり、露出の多い格好では、友達はびっくりしてしまいます。
もし不安な場合は彼に事前に服装をチェックしてもらっておくと安心でしょう。
いつもどおりに話さない
彼氏が自分の友達に紹介する場合、彼氏との話し方にも気をつけましょう。変なあだ名で呼びかけたり、彼氏の失敗についてベラベラしゃべったりすることは禁物です。
友達の手前ですから、いつものようにイチャイチャするのも好感度としては良くありません。彼氏について話すこととしては、褒めることを前提にしておくと良いでしょう。
友達の前で自分のことを立ててくれていると、彼も喜んでくれますしもっと友達に紹介していきたいという気持ちになります。
タメ口は避けよう
彼氏の友達だからといって、彼氏と同じ立場だと思い込んではいけません。年上の可能性もありますので、タメ語で話してしまっては失礼になります。
また、同い年であっても長年の友達のような話し方はしない方が良いでしょう。彼氏とつながっている友達とは言え、自分とその友達はあくまで初対面の人同士です。最低限の礼節を持って接するようにしましょう。
元カノ話は聞き流そう
彼氏が自分の友達に彼女を紹介しているとき、友達が「前の彼女より可愛いね」と茶化してくる時もあります。しかし、そのような言葉を聞いても決して起こってはいけません。
ここであからさまに不機嫌な顔をしては、友達は「冗談の通じない相手だな」と思ってしまうでしょう。元カノの話はあまり聞きたいものではありませんが、彼氏が友達に紹介してくれているということは、大切にしたい彼女であることには間違いありません。
その事実をもう一度思い出し、平然とした態度で聞き流していきましょう。
紹介したあとは
彼氏が自分の友達に彼女のことを紹介したら、それですべてが終わるわけではありません。実は、あなたの知らないところで友達により査定が行われているのです。
後日何かの集まりで友達と集っているとき、「この前の彼女、いい感じだね」「素敵な人だね」と言われれば彼氏は有頂天になりますが、「何?前の彼女。最悪だよ」「あの子のどこがいいわけ?」と言われれば、とたんに自信をなくしてしまいます。男同士は同性に厳しい生き物ですから、彼女を紹介したあとのジャッジは、かなりのダメージになるのです。
場合によっては友達に紹介したあと、別れを告げられた例もあるくらいです。このような事態にならないためにも、友達に紹介したいと言われたら、事前にイメージを膨らませ、良い彼女でいられるようにしておきましょう。
まとめ
彼氏が自分の友達に彼女を紹介する理由や、その意味についてご紹介しました。友達に紹介されるということは、真剣に交際し、これからも仲良く付き合っていきたいという証のひとつです。
だからこそ、友達に紹介されるときは最低限のマナーを守り、品のある振る舞いをするようにしましょう。彼氏の友達から後日良いリアクションがもらえれば、自信をつけた彼氏は、もっとあなたのことを大切にするでしょう。
そして彼氏との付き合い方は深まり、いつしか友達公認の仲になっていくのではないでしょうか。