男女の恋愛や結婚がオープンになっている現在の日本でも、異性と出会えない環境にいる方達も少なくなく、その代表格が女性のほとんどいない学科や研究所・職場に所属するいわゆる理系男子です。
大学で理系を専攻する男性が全体の4割なのに対し、女性はその半分以下の生徒数であるのと理系男子は男子校出身者が多いのが理由で、話す女性は母親だけ何て環境におかれている男子が多いのです。
女性にしてみても、文系男子の気配りや華やかさ・話題の豊富さに慣れてしまっているので、理系男子はなんとなくその反対の硬いイメージがあって近寄りがたく感じられますよね。
ただ最近は文系男子の悪く言えば女慣れしたちゃらちゃらした部分を嫌って、周りにいる男子はもういいから違ったタイプと付き合ってみたい、と思っている方が注目しているのがこの理系男子なんです。
しかし理系男子はこれまでのタイプとまったく違うので、アプローチからボーイフレンドとしてお付き合いできるようになった後も、これまで自分が普通だと思っていた事が通用しない事があります。
そこで難しくても一度付き合ってみたいその理系男子の魅力と、理系男子とうまく付き合うためにあなたが気をつけなければならないポイントをご紹介します。
理系男子は一途
理系男子は今まで女性と接触する機会があまりなかったため、女性を自分が近づきがたいものとして考えている節があります。なので、もし気になる女性が出来たとしても、自分は慣れていないし付き合ってくれないだろうと勝手に自己結論を出して諦めてしまうパターンが多いのです。
しかしその分彼女が出来た時には、浮気する事なく一途に彼女のみを想い大事にしてくれます。この点が恋愛に関しては女性が一番欲しがるものなのではないでしょうか?
理系男子は頭がいい
頭が良くないと理系には進めないので、付き合っているうちにその頭の良さを存分に発揮してくれる場面を何度も見られるでしょう。大学へ進学する女子生徒の8割以上が文系なので、語学に関する事は得意でも数字に関する科目はまったくダメな女子も多いですが、そこをしっかりカバーしてくれるのがこの理系男子の大きな魅力です。
特に自分の得意分野だったり興味のあるものならば、彼女がもういいというくらいまで詳細にわたって説明してくれるかも。それからお金の計算も速いので、ちょっとした買い物や食事の計算もあっという間に。
ただしその合理的思考と女性慣れのなさで、割り勘を提示してくるなんてケースもあります。それでも良いと思うか注意するかはあなた次第です。
理系男子は柔軟 自分の好みに変えられる
理系男子は異性の目が気になる思春期を同性しかいない環境の中で過ごしてきた方がとても多く、ファッションや髪型など着心地が良いか・楽かなど自分の目線を基にして考えるので、異性から見れば一見垢抜けないように見えるのも仕方ありませんね。
しかし気になる女性や彼女が出来れば理系男子だって自分を良く見せようと頑張る気になりますが、これまで外見を良くする事には全く無縁だったため、結果はちょっとピントがずれたものになりがち。
そんな時に、あなたが良いと思う男性ファッションを提案すれば喜んで着てくれるので、無頓着な分あなたの好みの男性に仕立てあげる事ができます。
理系男子は真面目
理系男子は学生時代も就職してからも忙しく、研究や実験で大学に泊り込みをしたり就職すれば資料作成や開発作業を、夜遅くまで行うような毎日を送っています。
それを黙々と行なえるという事は本人の真面目さを表していますが、突き詰めすぎて融通の利かない不器用さにもつながります。
でも楽な方へ流れるよりも大変でも自分の興味のある事を突き止めたいというその気持ちと姿勢が、これまで周りにいた学生時代を謳歌している男子と比べて素敵に見え、女性に好意を抱かせるのです。
理系男子は意外と料理上手
理系男子は数字が大好きで、自分の思考すら数字で表そうとするくらい。そんな関係で、料理が趣味の男子も多いのが意外な魅力です。
それは料理には計量から出来上がりまであらゆる所に化学知識が含まれている野が理由で、その過程が面白いと料理をしていくうちにどんどんレパートリーが増え、特に化学実験の延長ともいえるパンやケーキ作りを得意とする男子も多いのだとか。
自分が全く作れないのに人の作った料理に文句を言う人よりも、ちょっと細かいかもしれませんが2人でキッチンに立てる夢を叶えてくれる彼氏です。
理系男子は機械に強い
理系なので、もちろん機械に強いのが魅力です。女性は機械には疎いですから、今まで調子が悪ければすぐ買い換えていたものが、彼にお願いすればあっという間に直してくれますね。
それから新製品や新しい技術を使った製品にとても興味を持っているので、何か電化製品やPC・携帯を買いたい時も、あなたにぴったりで最新性能のものを選んでくれるでしょう。
ただし、上にも述べたように性能を延々と説明してきたり、予算外であっても良いものだからと強引に勧めたりする可能性もあるので、その辺は注意が必要かも。
理系男子は年収が高い
日本は昔から技術大国でそれによって世界的地位を得られましたが、一度落ち込んだ後また上昇する兆しを見せ始めています。そのためか新卒大学生の就職率も少しずつ上がっていて、特に顕著なのが理系の就職率の高さです。
文系は78.0%の就職率に対して理系は84.1%と、大学在籍中は大変だけれども就職は簡単という状況が良くわかります。
理系はほとんどが技術・開発・医療と年収が高い職種なのがポイントで、結婚を意識している女性なら大きな魅力なのではないでしょうか。
彼の話はつまらなくても最後まで聞く
理系男子は自分の興味が専門分野と趣味であるのを十分だと思い、あれこれ試してみようとは思っていません。そこが多分野にいろいろ知識を広げている女性や、広く浅くあれこれ体験してみる周りの男子と違う大きなポイントです。
ですから、自分の興味がある物事についてはよく知っていても、他の全く興味ないものはびっくりするくらい何も知らないというギャップを目にする事があるかもしれません。
本人はそれで構わないと思っているので、自分の興味以外は無関心なのも当たり前。その分知っている事や説明を求められた時は、饒舌になって他の人が引いてしまうくらい喋り倒します。
それを「知らない」「もういい」と切ってしまえばとても傷つくので、つまらないと思っても最後まで聞く姿勢を持つのが大事です。
人付き合いのドライさを理解する
理系男子の思考回路は常に論理的・効率的であるので、基本的には感情を優先する女性とはあまりあいません。
理系男子の彼がいる女性は「自分の話を聞いているのか分からない」というのが悩みだそうですが、楽しかった・怖かったなどの喜怒哀楽に終始する女性の話は、理系男子にとっては意味が分からないものとして写り、そこがすれ違いを感じる問題点なのでしょう。
その態度は彼女だけでなく周囲の人間全員に対してそうなので、冷たい・ドライな人間だと思われる事も多いです。もちろん大事には思っていますが、それとこれとは別という頑固な一面があるのを理解してあげましょう。
積極的な自己アピールをしない
以上を見てみると、理系男子は今の状態に満足している・彼女がいたらいいけどそこまで切羽詰ってはいないという、大人しく穏やかな性格の人が多いように見受けられます。
彼の充実した生活に彼女として入っていくのは中々大変かもしれませんが、理系男子の競争率はまだ低いですからチャンスはありますね。
ただし、人付き合いが少ない生活と穏やかな性格を考えれば、積極的にアピールするとびっくりされて危機感をもたれてしまいます。理系男子に自分を気にかけて欲しいのなら、少しずつ時間をかけて親しくなるのが一番の近道かもしれません。
まとめ
理系男子は文系男子のように女性の気持ちを思いやってはくれません。理系男子を理解するまでに時間がかかる場合も多いですが、その壁を乗り越えてしまえば理系男子の大きな魅力に気付く事でしょう。ぜひ素敵な理系男子を見つけてください。