40歳からの生き方!独身女性の老後に向けての備えに必要なこと

40歳からの生き方!独身女性の老後に向けての備えに必要な6項目 人生・生き方

特定のパートナーがいない女性が35才前後に考え始めるのが老後の生活についてだと思います。

もちろんこれから運命的な出会いがあるかも知れないし将来は誰にも予測できませんが、実際に一生独身だった場合に備えてどのような準備が必要なのかをまとめてみました。

安定した仕事と収入が大事

安定した仕事と収入が大事

老後の事を考えるとまず大切なのが現在の安定した仕事と収入です。 ここ20年のデフレと就職難により派遣・契約社員の女性も多くなり、また大手企業に就職してもリストラ等もあり正社員も100%生涯安泰とはいかない悲しい時代にもなりました。

しかしながら、やはり一生独身で生活していくとなると、派遣・契約社員の場合は雇用が不安定ですし、契約が切られた場合は年齢が上がるにつれて次の就業先が見つかるまでの時間もかかると言われています。 やはり正社員勤務の方が確実に安定しているし退職金が出ると出ないのでは大きな違いがあると思います。

また、常に会社に必要とされる人材でいるようにスキルアップを心がけ前向きに努力し続ける継続力も必要といえるでしょう。

こまめに計画を立てて貯蓄をする

こまめに計画を立てて貯蓄をする

独身女性の場合だと60才の定年後に1ヶ月当たり約15万円程度は生活を送るために必要と言われています。 この計算で85才まで生きた場合の平均支出は5000万円超が必要です。

もちろん老後もバリバリ働ければよいですが、働ける保障もないので若いうちからこまめに貯金をしていくことが大切だと思います。 収入にもよりますが、平均して毎月5~8万は貯蓄していく生活を20年間続ければ、60才の時には約2000万円前後の貯蓄ができる計算になります。

会社で財形貯蓄を行っ ている場合は、自動的に給与天引きされるので使う心配をせず確実に貯められるだけでなく、会社によっては「財形奨励金」という金融機関がつける利息とは別に会社で奨励金を出してくれる会社もあるので利用すると銀行で預けるよりもお得になります。

また、退職金なども今のうちから自分がいくら位もらえるのかを計算しておくとライフプランが立てやすくなるとも思います。

住居の問題を考える

住居の問題

独身女性が一生ひとりで暮らしていくと考えた時に悩むのが住居問題。 老後も含めて今後20年以上も家賃を払い続けるならローンでマンションを購入した方がいいのかと悩むと思います。

マンションの場合は、ローン以外にも管理費・修繕積立金・固定資産税などもかかります。 すべてにかかるお金を考えたうえで金銭的にも可能な範囲で身の丈に合った物件を選べば、いずれローンは終わるし充実した生活が送れると思います。

金銭的に新築マンションが難しくても、お得な中古マンションなども選択肢の一つに入れるのもいいかも知れません。 また、最近のマンションはオール電化やエコブームもあり水道光熱費が安くなったともよく聞きます。

保険の見直し

保険の見直し

独身女性の場合は、あまり死亡保険はお得ではないと思います。
亡くなってから多額の保険金もらっても仕方ないし、加入するならば自分のお葬式代300万円位が下りる程度の保険でいいと思います。

死亡保険よりも大切なのは、生きるために必要な医療保険とがん保険だと思います。
働き盛りの年代でも病気にかかる可能性はありますし、独身女性の場合は長期療養などで働けなくなる瞬間から収入がストップする危険もあります。

医療保険には先進医療保障付きや女性医療特約などのプランもありますし、要介護状態になった時も給付金がおりるタイプの保険に加入したほうが貯蓄額からの出費も減らせますし病気への備えとして安心できると思います。 また、がんにかかり長期での療養になることも備えてがん保険に加入するのもお勧めだと思います。

身内の中に何かあった時に頼める人をつくる

身内の中に何かあった時に頼める人をつくる

独身女性の場合は、特に病院へ入院する時やケアホームに入る機会などが発生したときのために保証人や身元引受人を誰に頼むかを今のうちから考えておいた方がいいと思います。

自分が高齢になるにつれて頼める身内も少なくなってきますし、突然頼むとなると相手側も躊躇することもあります。 事前に頼める人に何かあった際の話をしておき、いつでも頼める状態にしておくと何かの時困ることもなく安心できます。

友人関係を多くつくる

友人関係を多くつくる

女性の場合は就職・結婚などそれぞれの生活の変化もあり、学生時代からの友人たちと会える機会も年々少なくなります。 どうしても職場の友人との付き合いが中心になってしまいがちで、1人で暮らしている場合は休日など誰とも会話をすることなく1日を過ごすという人も多いと思います。

1日・2日ならいいですが、職場を退職した老後に1週間とかずっと会話のない生活をするとストレスも溜まりますし、引きこもりになってしまいます。 出来る限り外の世界の人と繋がることのできる趣味を持ち、趣味のサークルや地域の友人など老後もずっと付き合える友人関係を作っておくことも大切だと思います。

最後に

他にも個人ごとに将来に向けて考えることは多数あると思います。将来設計は早い年齢から考え始めても損はありませんので、気になる人は自分の将来設計を一度ノートにでも書き出してみてまとめてみるのもいいと思います。