合コンなどで知り合った彼。そこそこ仲良くもなれたし、次のステップはふたりで会うこと。どうにか二人でのデートに持ち込みたい。
しかし合コンという場所から、ふたりで会うまでに発展するにはそこそこのハードルがあります。このハードルをどうやって跳び越えるか。そのポイントについてご紹介します。
デートの約束はその場でする
「合コンだと周りの目もあるし、とりあえず連絡先だけ交換しておいてデートのお誘いは後日しよう」という考えはあまりお勧めしません。メールなどでは二人の温度感に差がでてしまいますし、なによりも彼に考える時間を与えてしまうことになります。
場合によっては、返信しないで無視をしてしまおうと思われてしまうかもしれません。メールはとても逃げやすいツールです。確実にデートまで持ち込むためには、「その場で約束をする」ことがポイントになります。
デートは誘うのではなく、誘われるように
しかしその場で約束をすると言ってもいきなりストレートに「今度デートしようよ」とはなかなか言えないものです。合コンという場では周りの目のありますし、なによりもストレートに攻めて彼に引かれてしまっては元も子もありません。
理想は「誘う」のではなく、「誘われる」ことです。では、どうやったら彼はあなたを誘ってくれるのでしょうか。
デートに誘いたいと思うような会話とは
彼にあなたを「誘いたい」と思ってもらうためには、やはり「話していて楽しい」ということが重要になります。もし、あなたがトーク力に自身があり、彼を楽しませることができるのならば問題はありません。
しかし、誰もがそんなトーク力を持っているわけではありませんし、いくらトーク力があっても話題が彼に合うとは限りません。必ず盛り上がることができるトーク方法、それは「自分は話さずに聞く」ことです。
まずは話題提供
まず大事なことは「共通の話題」を見つけることです。共通の話題で話しが盛り上がれば、おのずとふたりの距離は縮まります。しかし、必ずしも共通の話題や趣味があるとは限りません。そんなときは、彼に話しを合わせてしまえばいいのです。
どんな人だって、自分の好きな物や趣味については話をしたいものです。なので、彼と共通の話題がなければ、彼の好きな物や趣味について「教えて」という姿勢を見せればいいのです。そうすれば彼は喜んでいろいろと教えてくれるはずです。
自分のペースではなく相手のペースに持ち込む!
誰だって話をするのは好きなものです。普段は無口な人でも、自分の趣味のことになると急にいっぱいしゃべるようになる人もいるくらいです。
ですので、会話を盛り上がらせるためには、自分のペースではなく「相手のペースに持ち込む」ことが重要です。相手の話したいことをいっぱいしゃべってもらえば、話しは盛り上がるし、相手も楽しい。とてもよい雰囲気を作ることができます。
リアクションの大切さ!「へぇ」「ええ!」「わぁ」「すごい!」
相手の話を聞くときに大事なのはリアクションです。とても簡単なことです「へぇ」「ええ!」「わぁ」「すごい!」などの感嘆詞を合間にはさめばいいだけです。そして、あなたはできるだけ話さないでください。たくさん話したい気持ちはわかります。 でも、ここは我慢をして彼の話に耳を傾けてあげてください。
そして、もし途中で彼が「○○ちゃんはどうなの?」と質問をはさんできたらこちらのものです。きっともう彼はあなたに興味を持ち始めています。(でも、それでも自分の話はそこそこにして、彼の話をたくさん聞いてあげてくださいね)
彼の縄張りに入り込む会話術
そして次に話したい話題は、彼がよく行く場所です。彼の好きなことや趣味の話がたくさん聞けていれば、「それっていつもどこでやってるんですか?」「それはどこにあるんですか?」と彼がどこでそれをやっているのかを聞き出せます。目的は「デートをする」ことではなく、「二人きりで会う」ことです。デートに行こうと誘う(誘われる)のではなく、彼がよく行く場所に自分も連れて行ってもらえばいいのです。
そこは彼の縄張りです。「デートに行こう」となれば、彼もいろいろとプランを考えたり大変になります。でも自分の縄張りならそんな心配はありません。彼がいつも行く場所。それは彼にとって一番都合のいいデートスポットなのです。
「わぁ、行ってみたい」
そして、ここで使うキーワードは「わぁ、わたしも行ってみたい」です。男性だっていきなり「今度デートをしよう」とは誘いにくいものです。しかし、あなたが「行ってみたい」と言えば、「じゃあ連れて行ってあげるよ」と言いやすくなるわけです。
ましてやここまででたくさん趣味の話しで盛り上がっているわけです。彼はきっとあなたを連れて行ってあげたいと思うようになっています。
そして連絡先の交換
理想は、このタイミングで「いつ行くか」という約束までしてしまうことです。しかし、やはり周りの目もあります。なかなかそこまで突っ込んだ話しはしにくいでしょう。ですので、ここで連絡先を交換して、詳細は後で決めるのがいいでしょう。
これだけ話しが進められていれば連絡先の交換もしやすいでしょうし、もしかしたら彼のほうから「じゃあ、連絡先教えてよ」と言ってくれるかもしれません。
連絡先を聞いたら即メールを
しかし、やはりここでも注意が必要です。先にも書いたように、後になって冷静になられてしまうこともあります。鉄は熱いうちに打つのが鉄則です。帰りの電車の中ででも、すぐに連絡をして「今日はありがとう」というお礼と共にデートの日程を決めてしまいましょう。
帰りの電車の中でするメールのやりとりは意外と盛り上がるものです。ここ一気に決着を付けてしまうことをお勧めします。
自ら日時は具体的に提案する
ここからは日程の調整という事務的な作業になります。しかし油断は禁物です。日程が合わずに、デートが流れてしまうなんてこともありえます。そうしないためにも、ここで大事なことは「日程の提案は具体的にする」ということです。
例えば「いつが都合いい?」というメールは悪い例です。 これだとなかなか互いの都合のいい日が見つけられませんし、彼も「この日は少し忙しいかもしれないからなぁ」などと思ってなかなか日取りを提案しにくくなります。
ですので必ず「わたしは○日と○日なら予定があけられそうなんだけれど、どう?」という聞き方をしてください。その方が彼も返事がしやすいし、「○○ちゃんが予定をあけてくれるんだから、自分も少しくらい忙しくても調整しよう」とく気持ちにもなりなります。
もしその日程が都合が悪かった場合は「せっかく都合のいい日を提案してくれたのに申し訳ない」という気持ちを持たせることもできます。そうすれば彼は「○日はムリなんだけれど、△日はどう?」という返信をくれるはずです。
まとめ
デートに誘うというのは、ふたりの関係を深めるための最初のハードルです。しかし、この1つ目のハードルを上手に跳び越えることができれば、それ以降のハードルがとても跳び越えやすくなります。そして男性も女性と同じ「追えば逃げる」ものです。
できるだけ押しの姿勢は控えて、彼から誘ってもらえるような流れを作ってあげることがポイントになります。 スムーズな流れで、自然とまたふたりで会うことができれば、その時点でもう付き合っているような雰囲気を作り出すことさえできます。たくさん彼の話を聞いてあげて、その流れのまま楽しいデートを満喫してくださいね。