本当はもててないのに、自分は異性にもてて仕方がないと勘違いしている女性ほど、痛々しいものはありません。勘違いしている女性というのは、見ているこちらが恥ずかしくなるほどに、恥ずかしい発言、痛い行動を繰り返します。
勘違い女といわれないためには、勘違いをしている女性の特徴や典型的な行動パターンを知らなければなりません。
自分では気が付いていないものの、日頃無意識に行っている仕草や発言が「勘違い」と受け取られることも意外に多いもの。これを機に自分の日常的な行動パターンを振り返り、間違っても勘違い女といわれないように努力しましょう!
勘違いしている人に共通する特徴
勘違いしやすい人は、どういうわけか自分が魅力的だと思い込み、似合わない服装をしてみたり、自意識過剰な行動を取ったりします。実際にきれいで可愛い女性でもあっても、そのことを自慢げにしていると好感度は下がります。
ましてや自分が考えているだけで、他人から見るとそれほど美人でも魅力的でもない人が、あたかももてすぎて仕方ないかのように振舞っていると、嫌悪感を通り越して、ただ呆れられるだけになります。
自意識過剰な言動が多い
自分を過大評価しているせいで、自意識過剰になっている女性は、とにかく周囲の視線が自分に集まっていると思い込んでいます。どこにいても何をしていても、周囲の視線を浴びていると勘違いしていますので、自意識過剰な言動が多いのが特徴。
会話の最中に髪の毛を何度も振り払う、小首をかしげてみる、ウケ狙いの発言が多いなど、観衆を意識している仕草や言葉が多いと、あの人絶対勘違いしていると陰で噂されるようになります。
露出度の高い服装が好き
異性は自分に絶対注目しているはずという妙な自信から、露出度の高い服装をしていることがあります。職場でもプライベートでも、周囲の人から見て違和感のある服装をしていると、勘違いをしているのでは、と思われるのが落ち。
露出度の多い服装はその代表、他にも年齢にそぐわないファッション、ノーメイク、あるいはメイクが濃すぎる、派手すぎる格好など。わざと人と違う自分をアピールしている女性は、勘違いしていると思われても仕方ありません。人と違うおしゃれを楽しみたいという気持ちは誰にでもあるでしょう。しかし周囲から浮き上がってしまう格好は自分のためにならないので、絶対にやめましょう。
その場を仕切らないと気が済まない
呼ばれてもいないのに勝手にその場を仕切ったり、とりまとめようとする人がいます。自分は有能で仕事が出来ると勘違いしている人にありがちな間違いで、周囲の人から非常に嫌われますので注意しましょう。
職場だけでなく、飲み会やランチ会などでも、自分が先頭になってあれこれと仕切らないと気が済まない人は、一度自分の行動を振り返って考えてみてください。大勢の人を仕切るのは、それなりの人望がなければ無理、大多数の人から頼りにされているならともかく、支持されていないのに仕切りに入ると、周りの人から白けた目で見られるのは必至。
モテると勘違いしている
なんの根拠もないのに、自分は異性にモテると勘違いしている女性は傍から見ても、とても痛々しいものです。いったん勘違いしてしまうと、どんどんそれが加速してしまいます。
職場で男性の視線を感じるたびに、自分のことを見つめているせいなどと、勝手に空想にふける人がいるようですが、これは勘違い以外の何ものでもありません。学生時代にもてていた、前の職場で人気ものだった、などという幻想は、出来るだけ早く捨て去るようにしましょう。
おねだりをすれば何でも叶う
自分のことを魅力的だと思っているせいか、おねだりをすると何でも買ってもらえる、なんでもかなえてもらえると思っている人がいます。これは男性からすると失笑ものなので絶対にやめましょう。おねだり上手を気取ったりすると、余計にひどい結果を招きます。
おねだりをかなえてもらえような女性になるには、外見やスタイルだけでなく、人間性や内面といった目に見えない部分も磨く必要があります。男性にこの人の願いならかなえてあげたい、そんな女性になってはじめておねだりも功を奏するというものです。
付き合う前から彼女面をしてしまう
一度や二度デートをしたからといって、付き合っているとは限らないというのが男性の本音です。相手の気持ちをきちんと確かめる前に、自分の勝手な判断で付き合っていると決め付け、彼女面で行動していると相手に非常に嫌われます。
付き合っている状態かどうかいまいち判断できないうちは、態度も言葉も控えめにしておくようにしましょう。付き合っているかどうかが分らない、不安に感じるという場合、他にいくらでも確認する方法があります。いきなり彼女面をしてしまうと、勘違い女と思われても仕方ありません。
態度が馴れ馴れしい
仕事でもプライベートでも態度の馴れ馴れしい女性は嫌われます。とくに会ってまもない女性からいきなり親しげで馴れ馴れしい態度を取られると、たいていの男性は引いてしまいます。
必要以上にボディタッチをする、プライベートなことを臆する気配もなく聞くといった行動は、男性の気を引くどころか逆効果。最悪の場合変な女に絡まれた程度に扱われてしまいますので注意しましょう。好感度の高い女性を目指すのであれば、思わせぶりな態度はやめ、節度をもって接するようにしましょう。
自分を特別視している
目立とうとしてその場にそぐわないことを言ったり、自分は特別というニュアンスを漂わせた態度を取るのも、勘違い女性の典型的な行動です。自分は特別と思うのは非常に危険な考え方、自分は特別だからこんなことをしても許される、という思い上がりにつながります。
きれい、可愛い、スタイルがいい、頭がいい、仕事が出来る、特技があるなど、自分に自信があるのは悪いことではありませんが、それが傲慢な態度になって表れてしまうと、男性はもとより同性の友達からも好感を抱かれるはずがありません。
自分の長所を述べ立てる
自分にはこんな特技がある、こんな長所があると自信満々でいても、人はそう思ってくれない場合もあることを肝に銘じておきましょう。結局のところ、自分の特技や長所は、他人に評価されてはじめて意義をなすもの。「能ある鷹は爪をかくす」ということわざがあるように、いくら才能があっても控えめにしている人のほうが好感度も高く、対人関係においても得をすることが多いのが事実です。得意げ・自慢げな様子をしていると、裏でこっそり笑われていることもあると心得ておきましょう。
恋愛体験を語る
これまでに経験した恋愛体験を得意げに話す人がいますが、これも端からするとかなり迷惑な行為になりますのでやめておきましょう。聞かれていないのに、これまでの自分の恋愛体験をことこまかく話したり、恋愛上手としてアドバイスをするにいたってはもっての外。
もしかしてもてる自分をアピールしてる?と思われるのが落ちです。人の恋愛の相談にのっているはずが、途中から自分の恋愛武勇談になってしまう人がいます。アドバイスをするというよりは、自分の恋愛話を披露する会にならないよう注意しましょう。
年齢に見合わない服装をする
年齢に見合わないファッションをしていると勘違い?と思われる可能性が高くなります。例を挙げると年甲斐もなくミニスカートをはいている、体の線がくっきり浮かぶ服を着ている、どうみても似合わない服を着ている、モデルのような着こなしをしているなどなど。
着ている本人が満足しているだけで、周囲の人から見ると勘違いも甚だしく、痛々しくて見ていられないこともあります。年齢に見合わない服装をしていると、かえって老けてみえることをご存知ですか。自分ではおしゃれなつもりなのに、若作りしていると思われるのは残念です。
ほめられて当然という態度
男性と一緒に飲み食いをしたときに、ほめられて当然という態度を取る女性がいますが、これはかなりの確立で勘違いしていると思われますので注意しましょう。男性はほめられて当然という態度の女性に反感を示すものです。
デートをしているわけでもないのに奢られて当然と思うのはなぜでしょうか。これはデートだろうとなかろうと、男性に奢られて当然と考えているからに違いありません。男性としてはデートでもないのにどうしてこの人に奢らないといけないのだろうかと、理不尽に感じてしまいます。
上から視線でものを言う
異性でも同性でも、同年代の同僚や友達に対して、上から視線でものを言うのも、勘違いしている人の行動パターンです。自分のほうがよくものを理解しているといわんばかりの態度は、相手の反感を招きますのでやめましょう。頼まれてもいないのにアドバイスする、したり顔で説教モードに入るなどの行為は、はた迷惑以外の何者でもありません。
仕事が出来ることをアピールするのは業務を通してするべきで、同僚に対して上から目線で接しても自分にプラスになることはありません。仕事だけでなく、プライベートでも彼氏や友達に対して、年上ぶった振る舞いをしたり、こんなことも知らないの?といったあからさまに差別的な言動は避けるようにしましょう。
ものごとを都合のいいように解釈する
職場で大人気の男性とふとした瞬間に目が合ってしまった。勘違い女といわれる女性はこの偶然を自分の都合のいいように解釈、私のこと好きだから見つめてたに違いないと勘違いします。
飲み会で隣に座ってくれた、いつも同じ電車で通勤している、仕事中に話しかけてくれた、このようなちょっとした偶然を自分の都合のいいように夢想していると、勘違いしていると噂されるようになります。
彼氏の自慢をする
勘違いしていると思うのは何も異性だけではありません。同性の友達から勘違いしていると思われるのも辛いので気をつけましょう。とくに自分の彼氏の自慢やデートの話などを得々としていると、同性の友達に反感をもたれてしまいます。
他愛ない話をするときにも相手の状況に気を使える女性は、同性にも異性にも好かれます。彼氏と別れたばかりの人の前で、自分の彼氏の自慢話ばかりする人がいたらどうでしょうか。他人のデートの話やのろけ話を聞かされて楽しいと感じる人はいないはずです。自慢話は相手と状況を見極めて行うようにしましょう。
お気に入りのフレーズを多用する
決まり文句を何度も繰り返されるとイライラしてしまいます。自分では単なる口癖だと思っていても、毎日聞かされるほうとしては、うんざりするものです。ウケ狙いのせりふや聞きかじりの言葉など、うまく使いこなせない言葉を繰り返し使うのはやめましょう。
人に好かれよう、もてようと思って、自分のキャラクターや性格に合わない言葉遣いを無理して行うよりも、ありのままの自分が伝わるような素直なものの言い方をするほうが好感がもてます。
勘違い女にならないためのに
まず上記を見直し、最低でも下記を注意してみると勘違い女のレッテルが改善されますので参考にしてください。
自意識過剰にならない
勘違いしている人といわれないようにする一番の早道は、自分は人に注目されているという自意識を手放すこと。
自惚れから勘違いに至る人もいまいすが、人に見られていると思うだけで態度がぎくしゃくしてしまい、そのせいで不自然な態度を取ってしまう人もいます。いずれにしても重要なことは、他人の視線を感じても単なる気のせい、と考えるようにし、意識過剰にならないことです。
謙虚になり 自慢しない
勘違いしてしまうのは自分のことを高く買いかぶりすぎだから。勘違い一直線の人にならないよう、言動は控えめに、何事に対しても出来るだけ謙虚な姿勢で臨むようにしましょう。
自分のことを話すときに自慢げな口ぶりになるのは残念、いくら可愛くても自惚れている女性は人気がありません。可愛い、きれい、センスがいい、スタイルがいい、仕事ができるなどの長所は、あくまで他人から評価されるもの、自分のことをいくらすごいと思っていても、それはただの自惚れに過ぎません。
まとめ
勘違いな女性といわれないために知っておきたいポイントをまとめてみました。勘違いが発生するのは、自己評価と第三者による評価が合致しないから。自分に自信があるのは結構ですが、そのために傲慢な態度を取ってしまい、勘違いしているといわれないよう、自己評価は出来るだけ低くしておいたほうが無難です。