「彼に気持ちが伝わる手紙の書き方教えて下さい。彼氏を感激させたいです。」
最近手紙やはがきを書く事、ほとんどなくなりましたよね。書いたとしても年賀状や暑中見舞いがせいぜい。日本人は昔から、自分の気持ちを公にするのは失礼な事とされてきました。今もその気質は受け継がれて、「本音と建前」なんて言葉があるくらいです。
そんな日本人は気持ちを手紙で伝えるのが昔からの方法でしたが、最近はメールやSNSへと変化しています。確かに送る方も受け取る方も手軽に見れますが、気楽な分あまり心に響かずすぐ忘れられる程度のものではないでしょうか。
反対に手紙は便箋を買ったり文面を考えたりと書き出すまでに時間がかかりますが、その分自分にも相手にも記憶に残るものになります。また、送る相手を思いながら書く手紙はあなたの相手への思いを深くしてくれますので、両親・彼・友達など自分の大事な人へ送るには手紙が最適ですね。
彼氏に手紙を書く際のポイントを挙げましたので参考にしてぜひ彼氏が感激する手紙を書いてみてください。
彼氏に手紙を書くメリット
手紙を書くメリットはなんといっても、気持ちが良く伝わる事です。タイプして作られたメールやメッセージが素敵な文面だったとしても、ビジネスイメージや画一的に見えてしまいその文面にこめられた気持ちが伝わりにくいのが難点ですが、手書きの手紙だと文字から伝わる暖かさが文面を引き立てて、書いた人の魅力を増して見せてくれます。
それから1・2操作で消えてしまうメールと違って、手紙はその人が捨てようと思わない限りいつまでも残り、読み返すたびに相手への気持ちが深まるアイテムとして、プレゼントや写真よりも影響があります。
彼氏に手紙を書くデメリット
手紙を書くデメリットは、もらえば喜ぶ人がほとんどなので特にありません。しいて言えば必ず肉筆で書かなければならない事でしょうか。もしあなたが手紙をもらってわくわくして開いたのに、タイプされた手紙と分かればとてもがっかりしませんか?
そのような手紙はダイレクトメールを思い起こさせてしまうので、内容が素晴らしくても初見で見る気をなくしてしまいます。それから手紙をポストに投函したら相手に届くまで最低でも1日かかるので、それを見越して手紙を書くかまたは違う渡し方を探す必要があります。
こんな彼氏には手紙を出さない
彼女から手紙をもらって嬉しくない彼氏は稀で、思いのこもった手紙ならなおさら嬉しいはず。ただものすごく多忙な彼氏なら手紙をもらったとしても読む時間もなく、忙しいのが分かっているのになぜいちいち手紙を書くのか、とイラついてしまうかもしれません。
そのような状態の彼氏には手紙だけでなくメールも控えた方がよさそうですね。また、手紙を書くという事自体に価値を見出さない人も中にはいます。そういう人は文字の暖かさや込められた気持ちなど、情緒的な部分を理解せずにとにかく効率性を重視する人なので、せっかく書いた手紙も大事にしてくれないでしょう。
自分の気持ちやイメージに合った便箋を使う
ノートを破ったページや、真っ白な便箋封筒でももちろん大丈夫です。しかし、せっかくの機会ですから彼氏が手に取った瞬間から、あなたをイメージするような便箋を使ってみませんか。
今は手紙を書く人が少ないといっても多種多様なレターセットが販売されていて、落ち着いた雰囲気なら和風や透かし柄、センスを見せたいのなら竹久夢二デザインの大正柄、元気なキャラクターとマッチするポップ柄など、自分の個性に合ったものが手に入ります。一度チェックしてみましょう。
手紙を書く前に自分の字をチェック
手紙を書きたいけど字が下手だから無理、という人も多いでしょう。しかしよほどの悪筆でない限りは、内容がよければ文字のまずさは気にならず、急がずゆっくり一文字ずつ書けば整った字になります。
戦前・戦中生まれは筆で縦書きをするのが当たり前でしたから手紙の文面も字も素敵な人が多いですが、それ以降の年代では習字は必須科目というよりも習い事の範囲に納まってしまい、それに伴って達筆な人の割合が非常に少なくなっています。
普通の字を書く人が圧倒的ですからあまり気にしないようにし、また書いているうちに段々慣れてくるのでとりあえずはゆっくり書くことのみに集中して、手紙を書くようにしましょう。
どんどん下書きする
文章を作るのに慣れていない人が、ぶっつけ本番で便箋に書こうとしてもなかなか難しいものがあります。気持ちを確実に伝える言葉を探したり、手紙の中で一番伝えたい箇所をしっかり分かってもらうには文章も構成しないとなりません。
よい構成をするためには、どんどん下書きをしましょう。頭に思い浮かんだ文章を書き出し、推敲するならば目の前に文章があった方がやりやすいです。また文章を書いていくうちに考えがまとまり整理しやすくなり、さらに素敵な文章になっていきます。
修正液は使わない
もらった手紙の所々が修正液で直されていたり、ペンでぐしゃぐしゃと見えないように消されていたら嫌ですよね。
便箋は20枚程度のつづりが1セットなのは誰もが当たり前に知っていて、便箋はいっぱいあるはずなのにどうしてこんな手紙を寄越すのだろうと書いた人にマイナスイメージを持ってしまい、せっかく考えた文面や丁寧に書いた字も台無しです。
たくさん下書きをして完璧に出来たと思ったら、そこで初めて便箋に書きましょう。もちろん間違えないように注意しましょうね。
手紙の形式にこだわらない
手紙の書き方は、挨拶の頭語から始まり前文・本文・末文と続き結語で終わるのが基本的です。しかしよく知っている彼氏にそのスタイルで書いてしまうと、本式すぎて彼もびっくりしてしまうに違いありません。
気心の知れている彼に手紙を送るのですから、要件のみを書いて後は省いてしまっても構いません。手紙の形式でつまずいてしまい書く気がなくなってしまうのなら、書かなくても構いません。それはひとまず横において、自分の好きなように書いてみましょう。
素直な気持ちを書いてみる
そもそも彼氏に手紙を書くのはどんな時でしょう?日頃言えない自分の気持ちを分かって欲しいとか、感謝の気持ちを伝えたい時に筆をとるのではないでしょうか。
なかなか口に出して言えないのを文字に綴るのですから、文面のセンスや格好は気にせずに、どんどん今思っている自分の気持ちを書いてしまうのが彼に一番伝わります。書いて気持ちが盛り上がったらそのまま彼に送るのもよし、書いた後にじっくり推敲するのもよし、それはあなた次第です。
出し方渡し方はさまざま
手紙といえば郵便ポストに入れるものですが、彼に対する手紙ならば家まで行ってポストに直接投函したり、また本人に手渡したり何か品物と一緒に宅配便で送るなど、今では様々な出し方があります。
彼が近くに住んでいる人や手紙を書いて盛り上がった気持ちのまま彼に会いたい人は、直接本人に手渡しするのも良いでしょうし、目の前で読まれるのが嫌だとか自分も少し落ち着きたい人はポストに投函すれば、1・2日時間が稼げます。
遠距恋愛の人は手紙とともに、自分と繋がるようなものを一緒に送ってもいいですね。あなたが自分で満足するような手紙の出し方を選んでください。
プレゼントと一緒に
メールならボタンを押すだけで送れてしまう手軽さが魅力ですが、手紙は届くまでのやきもきする時間や、面と向かって手渡すのに慣れていない人は、手紙を書き終えてもそのステップで躊躇してしまう事があります。
そんな時は、誕生日・クリスマス・バレンタインデーとプレゼントを渡す機会がある時に一緒に渡すと、手紙だけ渡すよりは気後れしないですみます。彼もあなたの手紙がついている分、そのプレゼントも特別なものとして大事にしてくれるかも。
まとめ
こんなに彼氏の印象に残るのならば、ぜひ書いてください。週末はあなたのイメージにぴったりの便箋を買いに出かけてみてはどうですか。