最近、彼に対してときめかなくなった。一緒にいても前のように楽しいと思えない。そんな気持ちの変化は、倦怠期が訪れているからかもしれません。倦怠期はどのカップルにも平等に訪れるものです。
倦怠期はなぜ発生してしまうのか、また適切な対処方法にはどんなことが有効的なのかを知ることで、倦怠期を乗り越えていくことができるはずです。二人で一緒に乗り越えていくためにも、さまざまな情報を学んでいきましょう。
倦怠期とは
倦怠期とは、簡単に言えば相手に対して「慣れ」が生じたことを言います。最初は手が触れるだけでもドキドキしていたのに、一緒にいることに慣れてしまったため、手が触れても当たり前のように感じてしまいます。
また、会話のテンポや、何が喜ぶか、何に起こるかといったポイントまでわかってしまうため、次の言動が読めるようになってしまうため、刺激が極端に減ったように感じてしまいます。
倦怠期が起こる時期は?
倦怠期が起こる時期は、それぞれのカップルによりさまざまです。しかし、一般的には奇数の節目に倦怠期は訪れやすいと言われています。
最も短い倦怠期は、付き合ってから3か月目で発生し、6か月、9か月、と刻んでいき、年数で言えば3年目がピークのようです。長く付き合っているカップルも、5年目、7年目でピリオドを迎えるケースも多いとされています。
倦怠期に起こる感情とは?
倦怠期に入ると、どのような気持ちの変化が起こるのでしょうか。相手のことを十分に知っていることから、新たな刺激が少なくなり、相手が当たり前の存在になってしまいます。わかりやすい言い方をすれば空気のような存在に感じてしまうのです。
そう感じるようになると、いてもいなくても同じように感じ始めてしまいます。「相手のことを本当に好きなのだろうか?」という疑問が芽生えたり、相手の趣味や癖が目につきイライラしたりします。カップルによっては、恋愛感情が盛り上がらないことから、セックスレスになるケースも多いようです。
倦怠期のケンカ
倦怠期に入ると、相手に対してさまざまな不満が積み重ねられるようになります。そして、徐々に増えていくのがケンカです。お互いにある程度わかりあっているからこそ、ひとたびケンカをすると過剰に言い争ってしまうことが多いようです。
ささいなケンカが大喧嘩に発展し、最終的には別れる事態にまで行き着いてしまうということも珍しくありません。倦怠期に生じるケンカは、派手になればなるほど修復が難しくなるため、注意するようにしましょう。
倦怠期の対処法
倦怠期に入ると、恋愛感情が盛り上がりにくくなり、どうしても一緒にいたらイライラしてしまう事もあるでしょう。しかし、そのままの状態で我慢し続けたからと言って、事態が改善されるとは言い切れません。むしろ、倦怠期の険悪さが加速して冷戦状態のままずるずると付き合い続けていくかもしれません。
そうなると、付き合っているのかどうかわからない状態になってしまい、別れも切り出すことさえ億劫になってしまいますので、時間を大幅に無駄にしてしまうことになるでしょう。そのようなことにならないよう、適切に対処していきましょう。
距離をとる
倦怠期に入って、相手のことを空気のように感じ始めてしまったら、あえて距離をとってみてはいかがでしょうか。一緒にいることが当たり前になってきたからこそ、一人の時間を感じてみるのです。
映画を見たり、読書をしたり、ショッピングにでかけたり、友人とお茶したりすることで、ふと彼に会いたくなる気持ちが再び芽生えてくるかもしれません。
デートコースを変えてみる
倦怠期に入った時期は、いつもとは違うデートに挑戦してみてはいかがでしょうか。普段いかない街へ繰り出したり、一緒に何かを体験したりすることもおすすめです。
プラネタリウムなら会話しなくても一緒に星空を楽しむことができますし、日帰りで温泉に行ってみるのも良いでしょう。ワンパターンになりがちだからこそ、倦怠期に陥ってしまうので、倦怠期かな?と感じたら新しいデートプランを探ってみるきっかけにしてみてください。
グループデートに切り替えてみる
倦怠期に入ると、デートプランがワンパターンになりがちです。デートプランを考えたり、変更してみてもイマイチ盛り上がりに欠けてしまったりすることもあるでしょう。そんな時は、どんなに素敵なデートプランを考えてもつまらなく感じてしまいますので、グループデートに切り替えてみてください。
共通の友人たちと一緒に、バーベキューを楽しんだり、ボーリングやダーツで遊んだりしてみるのも良いでしょう。普段は2人だけの世界に閉じこもりがちですが、友人たちと一緒に接することで、相手の違った一面も垣間見え、新たな刺激へとつながっていきます。
グループのメリット
倦怠期に入ったと感じたら、グループデートがオススメです。お互いの違う面を発見することができるだけでなく、カップルとして改めて認識することができるからです。
友人たちに「素敵なカップルだね」「仲良いね」「お似合いだね」と褒められれば、この人と一緒にいて良かったという気持ちを取り戻すことができるでしょう。自分たちで解決できないからこそ、倦怠期は友人たちのバックアップに支えてもらうのも大切なのです。
思い出を振り返る
倦怠期に入ったと感じたら、付き合うきっかけになった場所に訪れたり、アルバムを引っ張り出して一緒にめくったりして見てみるのも良いでしょう。楽しかったころの思い出に触れることで、また新鮮な気持ちを思い出すことができるからです。
ただ、「あの頃は楽しかった・・良かった・・」とネガティブな感想を言ってしまっては、せっかく立ち上がった気持ちがまたおさまってしまいます。気分を盛り上げるためにも、「付き合ってよかった」と声に出すことが大切です。
話し合ってみる
倦怠期に何をしてもうまくいかない、気持ちが盛り上がらないと思ったら、彼と一度話し合ってみてはいかがでしょうか。「最近、倦怠期を感じているけどどう思う?」と聞いてみることで、彼がどのような気持ちでいるのか理解することができます。
同じように倦怠期を感じている場合もあれば、倦怠期を全く感じていないという場合もあるでしょう。また、お互いに倦怠期が現在進行形で発生していると認識できれば、一緒にその時期を乗り越えようと努力しあうことができます。
ひとりで悩まず、相談することが倦怠期を脱する早道だと言えるでしょう。
倦怠期を楽しむ
お互いに倦怠期だと感じたら、一緒に楽しみながら乗り越えていくのもひとつの方法です。大胆にファッションを変えてみたり、ちょっとセクシーなメイクにしてみたりするのも良いでしょう。
彼に対しても、「次に会う時は、こんな格好でお願い」としておけば、ゲーム感覚でその時期を楽しむことができます。また、お互いにおしゃれ心を刺激しあうことにも繋がりますので、試してみると良いでしょう。
まとめ
倦怠期について幅広くご紹介しました。倦怠期はなぜ発生してしまうのか、その原因を知ることができれば、試行錯誤して乗り越えていくことができます。大切なのは、二人で一緒に考えるということです。
倦怠期を認識し、乗り越えるための対処方法をひとつずつ試していけば、きっといつの間にか倦怠期を脱していることでしょう。これからも仲良く付き合っていくためにも、二人で楽しく倦怠期を乗り越えていってくださいね。