「ヒステリーがひどい」と夫(男性)に言われないために知っておきたいこと

「ヒステリーがひどい」と夫(男性)に言われないために知っておきたいこと 性格・タイプ

付き合っていたときはまったくそんな兆候もなかったのに、結婚してしばらくしたら、妻がひどいヒステリーを起こすことに気が付いた、こんな悩みをこぼす男性方は決して少なくありません。

女性は男性に比べると感情的になりやすい傾向があります。もちろん常に冷静な態度を崩さない女性もいますが、残念ながらこのような女性は例外的存在といえそうです。

日頃から感情をコントロールする習慣を付けておくと、無駄にヒステリーを起こし、夫や子供に精神的なプレッシャーを与えずに済みます。以下にヒステリーを抑える、起こさないためのポイントをまとめてみました!

女性のヒステリー

女性のヒステリー

女性のヒステリーは彼氏やご主人だけでなく、周囲の人から見てもあまり感じよいものではありません。度が過ぎたヒステリーは時として離婚の原因にもなりかねません。離婚といった深刻な問題には至らなくても、妻のヒステリーに飽き飽きしてしまい、結婚前のときめきを忘れてしまった、という男性もいるようです。

婚姻関係を円満に維持していくための努力は、男性・女性双方からなされるべきでしょう。ただのヒステリーだと思って軽視していると、そのうちに症状がひどくなり、治したいのに自分ではどうしようもない状態に至ることもあります。女性ならではの生理的理由により、体調が悪くなんとなく夫や周囲の人に八つ当たりしてしまうということはあるかもしれませんが、度を越したヒステリーは夫との関係にひびを入れるだけです。

無駄にストレスを溜め込まない

無駄にストレスを溜め込まない

ストレスが溜まってしまい、その鬱憤を夫や子供に八つ当たりすることで晴らすのはやめましょう。ストレスやイライラを溜めこまないコツは頑張りすぎないこと、夫や子供のためにと家事や育児を頑張りすぎた挙句にストレスを溜め込み、それが原因でヒステリーを起こしてしまうのでは、頑張っている意味がありません。

配偶者や子供が快適に過ごせる家庭を作りだそうとするあまり、自分の精神状態を疲弊させることがないよう、適当な息抜きを覚えるのも重要です。24時間妻や母親として生きていこうとすると息が詰まってしまうのも当然。買い物や旅行といった個人的な楽しみをストレス解消の手段として積極的に利用しましょう。一日のうち自分の楽しみだけに取っておく時間も必要です。家事や仕事の能率を上げ、ストレスを回避するには、一見時間の無駄と思えるような小さな息抜きが不可欠です。

物事が自分の思うようには進まない

物事は自分の思うようには進まない

ついイライラとヒステリーを起こしてしまうのは、物事が自分の思うように進まないから。子供が言うことを聞かない、夫の帰宅が遅い、近所の騒音が気になるなど、自分が考える理想のあり方と現実が食い違ってしまうことに気持ちが付いていけず、かっとすることはありませんか。

自分の希望と現実とは必ずしも合致しないことを理解しましょう。物事が自分の思うとおりにならないときこそ、自分の真価の見せ所、自分が置かれたしまった状況を(良い意味で)おもしろがる心の余裕、ユーモアや軽いウィットで乗り切る度量を示すと、家族にも友達にも一目置かれるようになります。

過度な期待でヒステリーに

過度な期待は禁物

自分に対して厳しい人ほど、自分以外の人に対しても厳しくなりがちです。自分ならこうするのに、という期待感を持っていると、それが適わなかったときにイライラが始まります。人に対して過度に期待するのはやめましょう。これくらいやってもらいたいというハードルを高くすればするだけ、それが適えられない可能性が高くなっていきます。

とくに夫や子供、両親など身近な人に対しては、どうしてもこれくらい出来るだろう、やってくれて当然という気持ちを抱きがちになります。しかしいくら身近な存在であっても、常に自分の思いとおりの言動を取ってくれるという保証はどこにもありません。夫にも子供にもそれぞれの事情があることを理解しましょう。

ストレス解消法を工夫する

ストレス解消法を工夫する

ストレスを適当に発散させるには、ショッピングや旅行、お友達とのティータイムなど、自分なりの楽しみや趣味を持つことが重要です。ただこれだけでは根本的な問題は解決されないこともあります。自分の趣味や楽しみが単なる暇つぶしと化してしまい、つまらなく感じられるようになったら、社会の中での自分の価値を再認識するためにも、社会・奉仕活動などに参加してみましょう。

妻や母親という役割だけでなく、一人の人間としてより広い視野を持ち、社会活動に従事すると、人生に生きがいを感じられるようになり、瑣末なことがあまり気にならなくなります。家庭という枠を離れたネットワークを持ち、自分にしか出来ない、社会的に意義のあることを行うと、強い充足感が得られ、自分に対する自信も沸きます。

必要な場合は診療を受ける

必要な場合は診療を受ける

女性の場合のイライラは自分で何とかなるものとならないものがあります。とくに月経前にイライラが激しい場合には月経前症候群が疑われます。イライラやヒステリーの度合いが尋常でないと感じられるのであれば、婦人科や心療科で一度診断を受けてみるようにしましょう。

月経前症候群は症状の出方に個人差がありますが、処方された薬を服用するだけで症状が劇的に改善する場合も多いといわれています。自分ではコントロールできないことを黙って我慢していても解決には至りません。ご自分の症状が月経前症候群だと思われる方は、早めに診断を仰ぐようにしましょう。

自分の感情を素直に表現する

自分の感情を素直に表現する

イライラしてはいけない、怒ってはいけない、感情をそのままぶつけてはいけないと、自分の素直な気持ちを心の中に溜めて我慢していると、それが溜まり溜まって爆発してしまうことがあります。家族や友達を傷つけるような言い方をするのは問題ですが、それ以外であれば、普段から出来るだけ自分の気持ちを自然な言葉で表現するようにしましょう。

身近な存在だからといって自分の心の中のすべてをいつも分ってくれるとは限りません。自分がどう思っているのか、どう感じているのかを相手に伝えない限り、解決しない問題もあります。家族や親しい友達には自分のありのままの感情を出来るだけ伝えるようにしてみましょう。

適当に手抜きをすることも大切

適当に手抜きをすることも大切

妻という存在には思いのほか重圧がかかりがち、仕事と違い家事や育児には終わりというものがありません。家事や育児に疲れてくると、つい夫や子供にイライラをぶつけてしまいます。体調が優れないときやどうしてもやる気の起こらないときには、無理して完璧に家事や育児をこなそうと思わないほうが、自分も家族も楽になります。

自分に無理な課題を与えることはやめ、手抜きをするコツも上手に覚えましょう。完璧主義を貫こうとすると、どんどん自分だけが追い込まれてしまいます。毎日の生活の中で手抜きして構わないものは適当に済ませるコツを覚えるようにしましょう!

まとめ

ヒステリックな女性というのは誰の目から見ても好ましくないものです。イライラが講じてしまい、ヒステリーに至る女性は決して少なくありません。既婚女性は職業を持っていても、専業主婦でも、周囲の人が考えるほど気楽な生活をしているわけではありません。家事や育児という終わりのない仕事をしていると、自分でも知らず知らずのうちに気持ちが憂鬱になってしまいます。

また女性特有の生理周期により、自分では感情のコントロールが効かない状態になっている方もいます。夫や子供からすると些細なことに過ぎないのに、どうしても怒りを抑えきれずに激情に駆られてしまう、こんな方にお勧めのリラックス法のコツやポイントをまとめてみました。イライラしてヒステリーを起こしてしまうと、どんなに正論を述べていても自分の意見を尊重してもらえなくなります。家庭の中で自分の意見を通すためにも、ヒステリーを起こさずに、冷静な態度を取る努力をしてみましょう!