もし、あなたが彼からプロポーズされたらどうしますか?素直に「はい」と即答できるでしょうか。
また、結婚する意志があっても、プロポーズをされたあとに何をすれば良いのかわからず戸惑ってしまう方もいらっしゃいます。そんな方に向けて、幅広い角度からご紹介していきましょう。
素直に即答できなかったら
彼からプロポーズされたことは、とても嬉しいのに素直に「はい」と応えられない場合があります。恋人としては良い関係であっても、結婚となると今までとは様々なことが変わってくるからです。嬉しい気持ちと不安な気持ちが入り混じり、返事を待ってもらうように伝えたり、ちょっと考えさせて欲しいと感じたりすることもあるでしょう。
しかし、黙ったままの状態ではプロポーズした彼はどんどん不安になっていきます。そのような場合は、嬉しいけれど突然ことでビックリしていて、気持ちが落ち着くまで待って欲しいと伝えるようにしましょう。
即答できない理由は何か
プロポーズされたのに、すぐに「はい」と返事できないのは、結婚に現実味がなかったり、彼に不安要素があったりする場合がほとんどです。プロポーズされた女性の多くが「この人で本当に大丈夫だろうか」と一度は考えます。
返事を即答できないということは、何かしらの不安要素があるわけですから、きちんと彼にそのことを伝えるようにしましょう。
結婚を不安に思う具体例とは
プロポーズの返事をすぐにできない場合、結婚を不安に思う要素がいくつかあることが関係しています。どのような場合に不安を感じ、結婚の返事に二の足を踏んでしまうのか、具体例を上げておきましょう。
例えば、彼が定職につかずフリーターを続けていたり、夢を追いかけたりしている場合、経済的な不安が大きく押し寄せてきます。
また、多趣味で社交的であることから、しょっちゅうさまざまなイベントや飲み会に参加している場合、家庭を振り返らないのではないかという印象になるでしょう。さらに、ギャンブルに手を出していたり、浪費グセがあるなど金銭感覚が合わなかったりする場合や、社交的すぎて浮気の心配がある場合もあります。
不安要素は解決しよう
プロポーズされたのに、結婚を不安に思って返事ができない場合は、具体的にそのことについて彼と話し合ってみることが大切です。結婚すれば、ずっと一緒に生活をしていくわけですから、きちんと結婚の価値観をすりあわせておく必要があるからです。
この作業を飛ばしてしまえば、きっと近い将来問題となって現れてくるでしょう。そのようなことを避けるためにも、きちんと不安について話し合い、解決しておく必要があります。
条件を提示で不安回避
結婚を不安にさせる要素があるなら、それを改善させる条件を提示してみましょう。例えば、定職につかずフリーターを続けている彼には、社員になる心構えを持つことを条件にしましょう。夢を追いかけている場合は、年齢により区切りをつける条件を提示してみてください。
ギャンブル好きなら、やめる条件や、月に使う予算を提示したり、お小遣い制を提案したりしてみましょう。このように、さまざまな条件をクリアできるかどうか伺うことで、結婚に対する不安を払拭し、お互いの価値観をより近いものにすることができます。
結婚の意志が固まったら
彼からプロポーズされたら、お互いの結婚に対する価値観をすり合わせ、気持ちが合意したら、次は結婚に向けてのさまざまな準備に進んでいきます。まずはプロポーズされ、結婚する意志が固まったことをお互いの両親に報告しましょう。
相手のお宅に伺い、結婚の報告と了承をいただきます。人生の大きな節目ですし、家同士のお付き合いの最初の一歩でもありますから、きちんとした格好で伺うことが大切です。男性ならスーツ、女性ならカチッとしたワンピースやジャケットの装いにしておけば安心です。
挨拶の前の準備
プロポーズされたら、両親への了承を得るためにご挨拶に伺います。初めてのことですから緊張しやすいため、事前にしっかりと準備しておきましょう。身だしなみを整え、手土産を用意しておきます。3000円~5000円の品がちょうど良いでしょう。
彼からご両親の好みを伺っておくと安心です。挨拶ではさまざまなことを聞かれることになりますので、予め質問と答えをイメージしておくと落ち着いて返答することができます。
学校の経歴、家事のレベル、結婚しても仕事を続けるかどうか、趣味や兄弟、家族のことなど、幅広く想定しておきましょう。
挨拶で反対されたら
相手のご両親へ挨拶に伺ったものの、すぐに了承を得られない場合もあります。プロポーズされた時に戸惑うことと同様に、ご両親もこの人を息子の嫁にして良いかどうか、即答できない場合があるからです。
家により、嫁に何を求めるかには違いがあります。場合によっては同居を求められたり、仕事をやめて家庭に入るように促されたり、年齢に不安を感じると言われることもあるでしょう。しかし、1回断られたからといって、めげる必要はありません。
彼と2人で時間をかけて話し合っていくことで、きっとご両親も了承してくれるはずです。挨拶の時に最初は反対していた場合も、真剣な説得に心を動かされ、了承したというケースもたくさんありますので、気持ちを広く持って説得していきましょう。
両家の顔合わせの段取り
それぞれのご両親に挨拶し、了承を得られたら次は両家の顔合わせに進みます。近年では結納を交わすことはほとんどなくなっていますので、カジュアルになりつつありますが、落ち着いた場所を会場に選ぶことも大切です。
結婚式を考えているホテルがある場合は、下見も兼ねて両家の顔合わせ会場に選ぶのも良いでしょう。顔合わせの費用は、両家で半分ずつ出し合う場合もあれば、新郎が出す場合、親が出す場合など地方や家柄によりさまざまです。事前に誰がお会計をするか話し合っておけば、当日バタバタする必要もなくなるでしょう。
式場選び
両家の顔合わせがスムーズに済んだら、次は結婚式場を決めていきます。プロポーズされたら、すぐに結婚したいという気持ちになりますが、実際に良い日にちで式場を抑えられるのは半年~1年先です。
準備期間を含めると、早めに準備を進めておく必要があるので、テキパキ行動しましょう。式のみでリーズナブルに挙げる方法や、親戚のみで披露宴を行う場合、入籍のみなどさまざまなスタイルがありますが、結婚は2人だけのものではないので、両家の意志も反映させることが大切です。ある程度プランが固まってきたら、一度両家に相談して確認するようにすると良いでしょう。
結婚準備で発生するトラブルとは
プロポーズされたら、誰もが結婚に対して夢見心地になります。しかし、実際の準備は大変なので、疲れてしまうこともあるでしょう。自分は、頑張って準備をしているのに、彼は一向に手伝ってくれない。何を聞いても「好きに選んでいいよ」と協力的ではない場合、喧嘩に発展するケースが多々あります。
実際に結婚式の準備の時の喧嘩が原因で、式を延期したり、婚約破棄をしたりするカップルもいるので注意が必要です。結婚準備は最後のハードルとして、お互いを思いやりながら進めていくようにしましょう。
まとめ
プロポーズされた時や、結婚の準備についてご紹介しました。プロポーズされたら決めるべきこと、やるべきことはたくさん現れてきます。ひとつひとつ大切にクリアしていくことで、きっと素敵な結婚へと繋がっていくことでしょう。プロポーズされてから結婚するまでのプロセスは、一生に一度のことですので、楽しみながら進めていってくださいね。